元レスラーのザ・ロックことドウェイン・ジョンソンは俳優へ華麗なる転身を遂げ、カーアクション映画『ワイルド・スピード』をはじめとする大ヒット作品に出演し、ハリウッドで大活躍中だ。
ところが彼が出演した作品が、最低映画を選ぶゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)のある部門に輝いてしまったのである。不名誉な賞ながらも、ロック様は正々堂々と批判を受け止めユーモアを交えたメッセージを発信し、その潔さが超素敵なのである!
・ロック様の出演作がラジー賞のある部門を受賞!
ラジー賞は、エンタメ作品を評価する米サイト『Rotten Tomatoes』と提携して選出され、ロック様は出演作『ベイウォッチ』で「So Rotten You Loved It:特別ロッテン・トマト賞」を受賞。本作は、1980年代に放送スタートした人気テレビドラマ『ベイウォッチ』の映画版で、ビーチで働くライフガードの活躍を描く作品である。
ちなみに、ラジー賞の中でも最も不名誉な部門といえる “最低映画賞” に輝いたのは、以前にロケットニュースでも紹介したことがあるアニメ映画『絵文字の国のジーン』であった。
・SNSで受賞についてメッセージを発信!
そして、不名誉ながらもラジー賞を受賞した作品『ベイウォッチ』に主演した彼は、Twitterでメッセージ動画を投稿。人気俳優ならあまり触れたくない話題だろうが、彼は次のようなコメントを発信したのだ。
「最低映画に贈られるラジー賞を、『ベイウォッチ』で受賞しちゃったよ。でも最悪な映画のおかげで、一味違う賞が設立されたんだからクールだろ。 “So Rotten You Loved It:腐りすぎてて病みつきになる” って最高じゃないか!
我々は誠心誠意で映画に取り組んだけど、思うような結果が出なかった。だが、謹んで賞を受け取るよ。批評家とファンに感謝したい」
と、笑顔で語ったのである。自虐しながらも謙虚さを漂わせ、爽やかにユーモアも込めてコメントするロック様からは本物のスターの「余裕」が感じられる。さすがはロック様! 正々堂々とユーモアたっぷりで超素敵~!
・最低映画主演の次に最高映画の主演
ちなみに、『ベイウォッチ』の次に彼が主演した『ジュマンジ ウエルカム・トゥ・ジャングル』は、昨年2017年12月20日に全米公開後、公開3週目でスター・ウォーズを抜き3週連続No.1、全世界55カ国でNo.1、全世界興収960億円超えを果たすなど、『ワイルド・スピード』シリーズを超えてロック様史上No.1のヒット作となっている。
全世界でジュマンジ旋風が吹き荒れるなか、公開を残すのは日本のみ……だったが、ついに2018年4月6日(金)日本公開! すでにハンパない成績を残している映画だけに、おそらくきっと名誉ある映画賞を受賞することだろう。今から公開が楽しみだ〜!
参照元:Twitter @TheRock、ジュマンジ ウエルカム・トゥ・ジャングル
執筆:Nekolas
▼ラジー賞を受賞したロック様のコメント動画はこちら
It’s the #Oscars and Hollywood’s biggest night!
So let me go ahead and take this “L” right on the chin for Baywatch.
Win some, lose some.. but hey, that’s the way love goes. @RazzieAwards #Baywatch💩🥪 #AndTheWinnerLosesOn pic.twitter.com/2ICyzfVHSV— Dwayne Johnson (@TheRock) March 4, 2018
▼こちらがロック様史上No.1のヒット作『ジュマンジ ウエルカム・トゥ・ジャングル』だ!