男性にとって ‟ムスコ” とは、時にコントロールが利かないこともあり、別の意志を持つ分身的存在なのではないかと思う。女性が、自分のアソコを ‟ムスメ” などと絶対に呼ばないことを考えたら、男性にとってムスコが特別な ‟ブツ” であることは間違いない。
そんな大切な分身を、医者により8センチもチョン切られてしまった男性が訴訟を起こす珍事が発生し、ネットを賑わせているので紹介したいと思う。
・ペイロニー病を患う男性が手術を決心
医師により、8センチもムスコをチョン切られてしまった不運な男性は、クロアチアに住む57歳のゼリク・ノシクさんだ。2年前に彼は、ペイロニー病とも呼ばれる陰茎形成性硬化症だと診断されてしまったのだ。
ペイロニー病は、陰茎海綿体白膜に良性のしこりが出来ることで障害が起こる疾患で、‟テントを張る” 時に痛みを伴ったり、テントを張ること自体が不可能になることもあるという男性にとっては悪夢のような病気である。
・ムスコを8センチもチョン切られた!!
そこで彼は、そんな状態を何とかしようと手術を受けることを決心した訳だが、手術後の傷が癒えた後にムスコを確認すると、なんと3インチ(約7.6センチ)も短くなっていたというのだ!!
四捨五入して8センチ! これは、男性にとって甚大なる損失ではないだろうか。女である筆者でも、ゼリクさんのショックぶりが目に浮かぶほどである。なんでも、「手術によりムスコが小さくなる可能性」について医師から説明がなかったとのことで、彼は怒り心頭に発してしまったのだ!!
・損害賠償を求めて医師を訴えたゼリクさん
そして、どうにも怒りが収まらないゼリクさんは、現在、損害賠償を求めて医師に対して訴訟を起こしている。彼は、「手術は私の助けになるはずだったのに、終わってみたらムスコが半分になっていた……」と嘆きのコメントを発している。
全米では、約140万人の男性がペイロニー病を患っているとのことで、処方薬や手術で症状を改善できる場合もあるが、完全に回復する保証はないそうだ。
参照元:Men’s Health、The Sun(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.