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大自然あふれる広大な景色やグルメを満喫出来ることで有名な『北海道』だが、実は 難読地名の宝庫であることをご存知だろうか? その理由は北海道の先住民であるアイヌの言葉「アイヌ語」が地名の由来となっているからなんだとか。

そこで今回は、道産子の筆者が北海道の難読地名25選を5つの難易度に分けて挙げていきたい。地名の研究者かマニアでない限りは、全ての地名を読み当てることはきっと出来ないハズ……さあ、あなたはいくつ読めるだろうか?

【難易度1 ☆★★★★】これはさすがに読めるっしょ

01:富良野
読み「ふらの」
テレビドラマ「北の国から」の舞台となった場所。この地名はほとんどの方が知っているのでは?

02:稚内
読み「わっかない」
こちらも有名。語源はアイヌ語の「ヤムワツカナイ(冷たい飲み水の沢)」だそう。

03:苫小牧
読み「とまこまい」
「とまこまき」ではなく「とまこまい」である。苫小牧市は例年、ホッキ貝(ウバガイ)の漁獲量日本一の地域として有名。

04:女満別
読み「めまんべつ」
名前の由来はアイヌ語の「メマンペッ(泉池がある川)」らしい。

05:増毛
読み「ましけ」
アイヌ語の「マシュケ(カモメの多いところ)」が名前の由来であり、毛を増やす「増毛(ぞうもう)」とは関係ないようだ。

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【難易度2 ☆☆★★★】これ読めたからってまだおだつのは早いべさ

05:勇払
読み「ゆうふつ」
これも道民ならきっとわかるハズ。

06:野幌
読み「のっぽろ」
「のほろ」ではなく、中間に “っ” が入って「のっぽろ」となる。

07:比布
読み「ぴっぷ」
これも「ひふ」 ではなく、中間に “っ” が入って「ぴっぷ」と読む。

08:発寒
読み「はっさむ」
「はっかん」ではなく「はっさむ」だ。こちらも道民ならご存知の方が多いのでは?

10:大麻
読み「おおあさ」
「たいま」じゃないよ「おおあさ」だよ。

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【難易度3 ☆☆☆★★】ちょっと難しくなってきたんでないかい

11:弟子屈
読み「てしかが」
読み方は難しいけど、 「弟子屈(てしかが)ラーメン」が有名なので、知っている方も多いかも。

12:足寄
読み「あしょろ」
松山千春さんの出身地として有名。足寄町は、2005年1月まで日本最大の面積を持つ市町村だったらしい。

13:積丹
読み「しゃこたん」
積丹半島周辺はウニが美味しいことで有名である。

14:占冠
読み「しむかっぷ」
占冠村は北海道のほぼ真ん中にある小さな村。

15:音威子府
読み「おといねっぷ」
名前の由来はアイヌ語の「オトイネプ(河口の汚れているところ)」だそう。

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【難易度4 ☆☆☆☆★】考えすぎてこわくなってきたんでねぇか?

16:知方学
読み「ちぽまない」
これは難しい。アイヌ語の「チプオマナイ(河口に魚がたくさん集まる川)」が語源とのことだ。

17:神恵内
読み「かもえない」
「かみえない」ではなく「かもえない」が正解なのだ。

18:爾志
読み「にし」
まず、“爾” の読み方からしてよくわからない。

19:来止臥
読み「きとうし」
これも、“臥” の読み方が難しい。

20:生花苗
読み「おいかまない」
普通なら「せいかなえ」と読んでしまいそうなところだが、「おいかまない」が正解である。

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【難易度5 ☆☆☆☆☆】なして読めるのか不思議だべさ

21:重蘭窮
読み「ちぷらんけうし」
読めないことで有名な地名。アイヌ語の「チプランケウシ(船を下ろす所)」が名前の由来だそう。

22:一已
読み「いちやん」
果たして「已」を “やん”と読める人はいるのだろうか……。

23:負箙
読み「おふいびら」
そもそも「箙」という漢字を見たことが無い。

24:蕨岱
読み「わらびたい」
鉄道ファンならわかるかも。JRの駅名を五十音順で並べたときに最後となる「蕨岱駅(わらびたいえき)」がある場所として有名な地域。

25:分遣瀬
読み「わかちゃらせ」
アイヌ語の「ワッカチャラセ(水がチャラチャラ流れる)」が名前の由来とのことだ。

──以上である!

さて、皆さんはいくつ読み当てることができただろうか? 道産子の筆者でもレベル4以上はわからないものばかりだ。もしすべて正確に答えられた人がいるとすれば、北海道の地名についてかなりの博識であると思って間違いないだろう。

日本を代表する観光スポットのひとつとして、海外からの来訪者数が年々増加している北海道だが、国内の観光客数の伸びは今ひとつなんだそうだ。このクイズを通して、より多くの方が北海道に興味を持っていただけたら幸いである。

執筆:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.