全部が全部とは限らないが、多くの場合 “損する福袋” は滅多にない。特にそれなりに名の知れた大手の福袋であれば、必ず元は取れているものである。だがしかし……。
オモシロ本屋、ヴィレッジヴァンガードの “ソレ” はハッキリ言って未知数。昨年は「クソ」と書かれた福袋がマジでクソであったが、果たして2017年版ではどうなのだろう? 気になる税込3500円の福袋の中身は以下の通りである!
・ヴィレッジヴァンガードの福袋(3500円)の中身
・天空の城ラピュタのプラモデル
・テーブルゲーム
・VANSの男性用パンツ
・セーラームーンのキーホルダー
・スキレット
・グラタン皿
※福袋なので中身が違う場合があります。
──以上6点である。価格を調べてみると、まずラピュタのプラモデルが約2700円だから、これだけでも8割がた元は取れているという計算に。さらにはVANSのパンツが1890円だから、プラモデル+パンツだけで金額的に損をするということはない。
その他も値段を調べてみたが、追い切れないものも含めて少なくとも概算で8000円分以上は入っているから、元は絶対に取れると断言する。それどころか、元値に対するリターンという意味では、あらゆる福袋の中でも屈指の還元率だろう。だがしかし……。
今回もハッキリ言ってゴミである! いらねえ!! マジでいらねえッ!! テーブルゲームはおそらく1度も使わないだろうし、スキレットとグラタン皿はとにかく重いので、持って帰ってくるだけでも一苦労だった。今年もやってくれたな……ヴィレヴァンめぇぇええええ!
・ゴミだけど楽しい
ただ、この「何が入っているかわからないワクワク感」こそヴィレッジヴァンガードの福袋の最大の魅力である。まさに「福袋の醍醐味ここにアリ」といえるだろう。ピンポイントで欲しいものをゲットするのは困難だから、何人かでシェアするのがヴィレヴァン福袋の正しい活用法なのかもしれない。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼いらねえ。そしてとにかく重い。
▼やらねえ。箱を開ける気にもならねえ。
▼マジで「今年最初のムダ使い」であった。……でもそんなヴィレヴァンが大好きさ!