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本日8月9日はハグの日。日本では親密な男女の間柄で愛情表現として行われるハグだが、海外では友情などを相手に伝える手段でもあり、人目をはばからずに気楽に行われるケースが多い。

独り身の私(中澤)は時に思う。「たまにはハグしたい!」と。でもここは日本……突然抱きついたら事案になりかねない。そこで私は考えた。抱きつけないなら抱きついてもらえばいいじゃない。さっそく、「ハグして下さい」という紙を持って新宿2丁目に1時間立ってみたぞ!

・知らない人とハグするのは怖い

何も考えずに街角に立った私。そこでふと気づいたのが、自分がかなり無防備な状態であるということ。渋谷駅前でチョコレートをもらった時とは違い、ハグはかなり密着する形になる。
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しかも、自分から「ハグして下さい」と言っているため、どんな相手でもウェルカム状態で来た人を拒否することはできない。震えだす足。はたして私は生きて帰ることができるのだろうか……。
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・台風のようなハグ

そんな不安とは裏腹に、20分の間誰も話しかけてこなかった。良かった……いや、良くない! ビビってすっかり本来の目的を忘れていたが、私はハグされるためにここに立っているのだ。ああ……でも、怖いなあ。複雑な想いが私の中で渦巻く。そんな時だった。
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何これ~!」突然右側から聞こえたそんな声と共に、目の前に踊りだす影。「ハグ? ハグしてほしいの?」そう矢継ぎ早に問いかけられる。突然の急展開に頭が回らず「あっ……はい」と私が答えたその瞬間!
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抱きしめられた。ぎゅっと抱きしめられた。これがパワーハグ! 温かい……。どれくらいそうしていただろうか。やっと状況に慣れ、落ち着いて自分が抱いている相手を見ると、短髪に刈り上げたガッシリした体つきの男性がそこにいた。
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・初めての人は良い人だった

私を抱いた後、非常に高いテンションでいろいろ質問をする男性。しかし、私が答える前に颯爽と2丁目の街に消えていった。その襲来と去りっぷりはまさに台風一過。いやにハグがねっとりと長かった気もするが、初めてが良い人で良かった。
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その後、再び20分ほどが経過。道行く人の興味は引いているようだが、ハグしてくれる人はなかなか現れない。やはり、知らない人とのハグはハードルが高い……か?

・無言のハグ

ふと、道行く3人組の若い男性の1人と目が合った気がした。そして、彼らの中の1人が戻ってきて無言で抱きついてきた。ええーーーーーーー! しかし、私も男だ。ここでキョドってしまうと、勇気を出して抱きついてくれた彼に失礼である。ギュッと抱きしめ返す私
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それに呼応し、ぎゅ~っとさらに抱きしめてくる彼。やはり少し長い気もするが、きっとハグ初心者の私がその平均時間をわかっていないだけなのだろう。ハグが終わると、またしても颯爽と去っていく。最初はビックリしたけど、その後ろ姿にはなんだか絆のようなものさえ感じたぞ

結局、ハグしてくれたのはその2人だけだったが、チラチラ3度見しながら通りすぎる人も多かったことを追記しておきたい。おそらく、ハグを求めている人は多いが、一歩が踏み出せないのだと思う。

言葉を越えたコミュニケーションであるハグ。普段、言葉で友情や親愛を表せないシャイなあなたは、ハグの日である本日、思い切ってハグで伝えてみるのはいかがだろうか。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼「ハグして下さい」の紙を持って2丁目で立っていると……
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▼通りがかりの編集長GO羽鳥にハグされた!
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