1

子供だと侮る(あなどる)なかれ。世界には、病気の子供達のために毎日テディベアを作り続ける少年やオモチャの車で脅威のドリフト・テクニックを見せる少女などスゴい子供がたくさんいる。まあ、子供は可能性の塊。みんなスゴいのだ。

今回ご紹介する少年も、5歳という若さで警察官として活躍中。自前の制服に身を包んでご近所をパトロールしたりと、なかなか本格的にお仕事に励んでいるのだ!

・日々の業務に大忙しの5歳児警察官

米カンザス州オーバーランドパークに住むオリバー・デービスくんは、去年のクリスマスに警察官の衣装をプレゼントされて以来、大忙しの毎日を送っている。

警察官として、警察仲間にクッキーを届けたり、オモチャのスピードガンなどで路上の安全を見守っているからだ。子供用モーターバイクにまたがって颯爽とご近所をパトロールする姿は、本物の警察官と見まごうばかり。サングラスだってバッチリ決まっているね。

・他の警察官とも仲良し!

オリバーくんは、他の警察官とも仲良し。地元警察署で開かれた交流会で「一緒に働きたい」と告白してから、彼ができる範囲でのお仕事を開始。署の障害物コースを見せてもらったこともあるそうだ。

海外メディア『Shawnee Mission Post』や『Inside Edition』に掲載されている画像や動画を見ると、一緒に働いたり、ハグしあったりと和気あいあいのご様子。“名誉警察官” としてポリスバッヂまで交付されるほど、その存在は認められているようだ。

・現在取り組んでいるのは、老人ホームへのお花のお届け

今、そんな彼が一生懸命に取り組んでいるのが、地元の老人ホームにお花を届けること。お母さんから「ユニフォームを着ただけでは警察官になれない。警察官の仕事は人を助けること」と聞いたことがキッカケで、オリバーくん自らこのアイディアを思いついたのだとか。

モーターバイクにまたがって老人ホームに出向き、入居者たちに1本1本花を手渡してはハグをしていく。動画に収められた様子を見ると、オリバーくんの訪問をみんなが喜んでいることが伺えるのだった。

5歳でここまで本格的に活躍しているだなんて、将来が楽しみだ!

参照元:Shawnee Mission PostInside Edition(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ

▼オリバーくんについて報じたニュース動画