現在絶賛放送中のアニメ、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』。漫画作品では第四部に当たるこのシリーズ。作品に登場する個性的なキャラクターのなかでも、イタリアンシェフのトニオ・トラサルディーは絶大な人気を誇っている。
それは彼が作り出す料理が、とても美味しそうであることが理由に挙げられるかもしれない。実在するならぜひ一度食べてみたいと思っている人も多いだろう。その夢が叶うぞ! 以前も再現コースに挑戦した、茨城県の「アミーチ」が再び提供を開始するのだ!! 前回逃した人は、今度こそ食べるべきーーーッ!
・茨城県つくば市の郊外
アミーチが、トニオさんの再現コースの提供を開始するとの噂を聞きつけ、サト助(佐藤)とパク泰(サンジュン)は、早速お店に向かうことに。
茨城県つくば市にある店舗は、市街地から外れたところにある。店の真裏は田んぼが広がっており、イタリアンとは無縁の地に思えるのだが。こんな離れたとこに店を出して、客なんて来んのかよ~。
・都内から足を運ぶ人も
「通好みっぽいとこが、逆にそそるんじゃあねーかよお~」とパク泰。とにかく中に入ってみることに。
お店は昼も夜も大人気。なかには東京都内から車で足を運ぶ常連客もいるのだとか。早く入ろーぜェーっと先を急ぐパク泰に促されて入ってみると……。
・シェフはラテンの血を感じさせる
お店は建物の中央に石窯のあるキッチンを境にして、左右に席が分かれており、約40席も用意されている。外観からはわかり難いは中はかなり広い。
シェフが1人でやってるいるのかと思いきや、スタッフは総勢10名程度。昼時に訪ねると、ランチで大忙しの様子だった。
シェフの太田さんは、トニオ・トラサルディーと似ても似つかないが、そこはかとなくラテン系のノリが漂っている。
・水ももちろんウマい
まずは水。お店では瓶入りの水を提供(ガス入りとガスなしを販売)しているのだが、ひょっとしてこの水を飲むと……。
パク泰の様子が!?
・モッツアレラチーズとトマトのサラダ
さすがに涙がとめどなく流れるということはなかったが、この日は暑かったので、より美味しく感じたらしい。さて、ここからがコースだ。まずはお馴染みの「モッツアレラチーズとトマトのサラダ」。盛り付けが完全に作品と同じッ!
トマトとチーズのハーモニーは、サイモンとガーファンクルのデュエット!
「スゲェーよ、このレストランッ!」とパク泰は大興奮。
・娼婦風スパゲティ
続いては、プリモ・ピアット(第一の皿)の「娼婦風スパゲティ」だ。
はしたなくスパゲティをすするパク泰。辛いのが苦手という訳ではないので、食べるその手が止まらない!
「食えば食うほどもっと食いたくなるぞ!」と無心でスパゲティをすすり……。
再び絶叫! どうやら、にんにくと唐辛子の辛味と、トマトとオリーブの酸味が食欲を大いに刺激するようだ。これは、食い始めたらやめられない。さすがに突然歯が抜けたりしないから、安心して頂きたい。
・小羊背肉のリンゴソースかけ
そしてセコンド・ピアット(第ニの皿)は、「小羊背肉のリンゴソースかけ」。キッチンに押し入って無理やり食べる訳ではない。ちゃんと提供されるので、席で待とう。
胃袋を刺激されまくったパク泰は、大胆に手づかみで肉に食らいつく。せめてナイフフォークを使えよ……。
比較的クセが強く、割と臭みのある羊肉。コレを甘酸っぱいリンゴのソースをかけることで、臭みが和らぐと共に、羊肉本来の美味しさを存分に堪能できる。思わず「幸せだァーーーッ」と連呼するパク泰。あながちその表現は大げさなものではない。
暑さでちょっと疲れ気味だったパク泰は、美味しい料理に舌鼓を打って、すっかり元気になった。
・デザートはもちろんプリン
当然最後には、デザートのプリンを食べ、さらに深い幸せを味わったのである。
という訳で、アミーチでトニオさんのコース復活である。ちなみに料金は6000円。前回提供時には予約が殺到したため、食べ逃したという人もいるだろう。今度こそ食べてみて欲しい。実力店の再現コースは、一食の価値十分にアリだ! なお、予約状況については、お店に確認することをオススメする。
・今回訪問した店舗の情報
店名 アミーチ(TRATTORIA E PIZZERIA Amici)
住所 茨城県つくば市手代木286-1
営業時間 11:00~14:30、18:00~23:00
定休日 なし(年末年始のぞく)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼2号店の「Pizzeria AMICI」(ピッツエリア アミーチ)では、ブチャラティのピザ(1800円)が食えるぞ!