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どうやらマクドナルドは原材料など、かなり素材、品質にこだわっているらしい。例えば、パティは、ビーフ100%でつなぎを一切使っていないとか、今回使用するチキンに関しては品質管理のプロセスを徹底管理しているなど……。

ということは、素材がいいなら上手にアレンジすれば美味しい料理が出来るのでは……!? そこで今回は関東最強イタリアンレストランの凄腕シェフに、マクドナルドの料理をアレンジした激ウマメニューを作ってもらったのでご覧いただきたい。マジで感動の結末が待っていたぞ!

・凄腕イタリアンシェフにレシピの開発を依頼

今回、我々が協力を依頼したのは関東最強イタリアンレストランとして名高い、茨城県の「トラットリア エ ピッツェリア アミーチ」の太田裕二シェフである。本場ナポリでの修行経験を持つシェフに、「家庭でも簡単にできる」という条件付きでマクドナルドのアレンジレシピをお願いした。

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それから数週間後……。何度も試作を重ねたというシェフから「なんとか3品できました」との連絡が。何を食べても激ウマなアミーチのことだから、これは期待せずにはいられない……!

・3品が完成!

太田シェフが考案してくれた1品目は「チキンフィレオ」と「サイドサラダ」を使用したフィレンツェの郷土料理『チキンフィレオのリボネータ風』、またの名を『パン入りミネストローネ』。2品目は「チーズバーガー」を使用したナポリの揚げ物『モッツァレラ イン カロッツァ』である。

そして3品目は「マックフライポテト」を使用したジャガイモのテリーヌ仕立て「ガトー ディ パターテ」だ。以下にレシピを記載するので、じっくりとご覧いただきたい。ハッキリ言って保存版だぞ!

・『チキンフィレオのリボネータ風』のレシピ

【材料】
チキンフィレオ(マクドナルド):1個
サイドサラダ(マクドナルド):2パック
トマト:150グラム
水:600cc
塩:2グラム
エキストラバージンオイル:適量
イタリアンパセリ:適量

ちなみに、チキンフィレオのチキンに使われているのはムネ肉のみ。ボリューミーでありながらも脂っこすぎず、軽い味わいが楽しめるそうだ。

1、鍋に、サラダ・水・塩・トマトを入れて、中火で野菜がクタクタになるまで煮込む

2、チキンフィレオはバンズとチキンに分け、1センチ角に切っておく

3、野菜がトロトロになったらチキンとバンズを加えて、バンズが溶け込むまで煮込む

4、バンズがトロトロになったら火を止めて器によそう。オリーブオイルとイタリアンパセリをかけて完成

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・『モッツァレラ イン カロッツァ』のレシピ

【材料】
チーズバーガー(マクドナルド):1個
モッツァレラチーズ:30グラム
パルミジャーノチーズ(粉末):10グラム
卵:1個
バジル:1枚
薄力粉:少々

1、チーズバーガーを、バンズとパティにバラし、ピクルスを抜き取る

2、バンズ・モッツァレラチーズ・パティ・モッツァレラチーズ・バジル・バンズの順番に重ねる

3、重ね終わったら上からギュッと力を加える

4、全体に薄力粉をつけて、卵とチーズを溶いたものにくぐらせる

5、180℃の油で約3分揚げる

6、半分にカットして完成

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・『ガトー ディ パターテ』のレシピ

【材料】
マックフライポテトMサイズ(マクドナルド):2つ
卵:2個
パルミジャーノチーズ(粉末):20グラム
マヨネーズ:20グラム
黒こしょう:少々

1、ボウルに卵・チーズ・黒こしょうを入れてよく混ぜる

2、①にポテトを投入し、全体に絡むようによく混ぜる

3、ポテトを型に入れて上から力を加える

4、電子レンジで約3分焼く

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──以上である! 見た目でいえば、普通にイタリア料理店で出てきても何ら不思議ではない。ただ大切なのは味。いくらシェフの腕が良かろうと、ウマくなければどうしようもないのだ。

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・いざ実食!

まずは『チキンフィレオのリボネータ風』からいただくことに。トロトロのスープを口に運ぶと……超まろやか! 何この優しさ!! めちゃめちゃウマいッ!! 本来はキャベツを使用するようだがシェフいわく「レタスが合いましたね」とのことである。これなら何杯でも飲めてしまいそうだ……。

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続いての『モッツァレラ イン カロッツァ』が、こちらもハンパないウマさ! 「サクッ」と「フワッ」を兼ね備えた衣が爆ウマすぎる!! さらにチーズの豊かな風味。マクドナルドのチーズはチェダーチーズをメインに、牛肉に合うようブレンドされているとのことだ。これに、たった1枚のバジルが香る香る。「ナポリではよく道端で売っているソウルフードですね」とのことだ。

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ただし、「ピクルスはどうしても口に残ってしまったので……」とのことだったので、そのまま食べてしまおう。最後の『ガトー ディ パターテ』もジャガイモのほっこりとした優しい味が、まさにイタリアのおふくろの味! ケチャップを付けて食べてもまたウマかった。

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・素材が邪魔しないウマさ

正直、ここまでレベルの高い料理に変身するとは予想していなかったが、それだけマックのメニューは素材がいいといえるだろう。かなりオススメのレシピだから、気になる人はぜひお試しあれ。

取材協力:トラットリア エ ピッツェリア アミーチ
参考リンク:日本マクドナルド
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼太田シェフにマクドナルドのアレンジレシピを考案してもらったぞ!
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▼出来上がった3品。
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▼マックの素材の良さが証明される結果となった。
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▼個人的に1番気に入ったモッツァレラ イン カロッツァ。ビーフの素材そのものの旨味が感じられた。毎日食べたい。

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▼マックのバーガーに使われているパティは、つなぎや調味料を一切使っていない。新鮮なオーストラリアとニュージーランド産のビーフだけで100%できているそうだ。

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▼ビーフは赤身肉と脂身肉が使われていて、その割合も肉のうま味を保てる最高のバランスになるよう、計算されているようだ。

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▼さらに、店舗に届くまで何回も温度チェック。このプロセスがあってうまみの詰まったパティができるらしい…。なるほど、別の料理になってもうまいわけである。

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▼太田シェフありがとうございました! 感動ッス!!
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