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グルメバーガーと呼ばれる、1人前1000円以上のバーガーショップが最近では珍しくない……いや、むしろ増えてきている。それだけグルメバーガーが「多くの人に受け入れられている」とも考えられるが、一方で「ハンバーガーに1000円は出せない」という人もまだまだ多いことだろう。

今回はそんな人にこそ食べて欲しい、代官山の『ヘンリーズ バーガー(HENRY’S BURGER)』をご紹介したい。味はもちろんハンバーガーとしての “一体感” には、過去に100軒近くのグルメバーガーを食べ歩いた記者も、衝撃を受けずにはいられなかった。

・尋常じゃないこだわり

代官山駅から徒歩2分ほど、代官山交番のはす向かいに『ヘンリーズバーガー』はある。こちらのお店は都内でも屈指の人気を誇る焼肉店「炭火焼肉なかはら」のオーナー、中原健太郎氏が手掛けるハンバーガーショップだ。

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ホームページを見ると、A5ランク黒毛和牛のみを使用し、パテには一切のツナギを使わないなど、尋常じゃないほどのこだわりが感じられるヘンリーズバーガー。ハンバーガーの種類も、パテのシングルとダブルの2種類のみなのも自信の表れなのだろう……。

・メニューは2種類のみ

それはさておき、平日の開店直後に入店した記者。席は4席しかないから、基本的にはテイクアウトをメインと考えた方がいいかもしれない。注文したのは「ダブルバーガーコンボ」で、ポテトとドリンクが付いて税込1250円だ。

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ガラス越しに見えるキッチンで、手際よく作られるハンバーガー。待つこと5分少々で「ダブルバーガーコンボ」がやってきた。グルメバーガーでは一般的な “うず高さ” はなく、見た目はどちらかというと こじんまりとしたハンバーガーである。

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・衝撃のバランスと一体感

ところがどっこい、一口食べた瞬間に衝撃が走った。……これはスゴイ! 超粗挽き肉の食感や旨味、パテのジューシーさもさることながら、バンズや野菜、ソースも含めた “ハンバーガーとして” 激ウマなのだ。

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どういうことかというと、おそらくこのハンバーガーは具をそれぞれ別々に食べても「それなりにウマい」くらいだろう。パテも単品で食べたら脂の旨味がくどいハズだし、野菜なんてほんの少ししか入っていない。……のだが、バンズやソースも含めて全てを同時に口に放り込むと、とんでもないウマさに昇華するのだ。

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この計算し尽くされたバランスと一体感は、まさに “衝撃的” の一言。「ハンバーガーに1000円は出せない」という人にこそ1度は食べて欲しい。おそらく多くの人が「これはお金払う価値あるわ」と納得することだろう。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ヘンリーズ バーガー(HENRY’S BURGER)
住所 東京都渋谷区恵比寿西1-36-6
時間 11:00~20:00
休日 無休

参考リンク:ヘンリーズ バーガー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼バーガーは2種類のみ。
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▼席は4つしかないぞ。
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▼見た目は可愛らしい感じ。
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▼フレンチフライ。
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▼パテの旨味がハンパない。野菜も全体の邪魔をしない程度。
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▼「ハンバーガーに1000円は出せない」という人にこそ食べてほしい。

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