いつの時代もキラリと光る才能は現れるものだが、10代の頃から注目を浴びる選手はそう多くない。もし注目されようものなら将来有望。「◯年に一人の逸材」なんて呼ばれ、その国を代表する選手に成長することを期待される。
現在、ラグビーの強豪国・オーストラリアで17歳ながら注目を集める選手がいる。彼の名前はブレイズ・バーンズくん。何がどうスゴいのかというと、尋常ではないほどのスピードで相手をぶっちぎる快足の持ち主なのだ。
・オーストラリアの新星
とても17歳とは思えない走りは、動画「Blaise Barnes || Schoolboy rugby sensation」で確認できる。セント・ジョセフ・カレッジ・ハンターズ・ヒルという学校に所属している彼は、体のサイズこそ170センチと大きくないものの……
・小野沢選手のような韋駄天
先ほどお伝えした通り、半端ない快足を披露する。動画をご覧いただけたらわかるが、スピードが群を抜いており、まさに韋駄天だ。それに加え、彼は緩急のついた独特なステップを踏むのだから、相手選手たちはまったく対応できていない。
そのステップを有名な選手で例えるならば、全盛期の小野澤宏時選手(キヤノンイーグルス)のよう。「うなぎ」と称された独特なステップでスルリスルリと相手をかわしていく姿はソックリで、それを17歳で体現しているのだから注目を集めるはずである。
・更なる成長に期待
世界レベルで戦うには、少しばかり体が細いかもしれないが、成長していくのはまだまだこれから。きっとここ数年のうちに大きく飛躍することだろう。ブレイズ・バーンズ。この名前は覚えておいた方がよさそうだ。
▼ステップがヤバすぎる
▼こちらは小野沢選手の走り