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私(佐藤)はオシャレに疎い。というか、服を選ぶのが正直面倒で、着慣れたものばかり繰り返し着てしまう。だって、考えるの面倒じゃないの? みんな。そもそもブサメンでオッサンだから、何着ても一緒だと自分で思ってしまうんだけど……。

そんな私に服を見立ててやると、当編集部のファッションリーダーYoshioが言い出した。出かけた先は原宿。あるお店に入ると、私の意見も聞かずにディスプレイされたマネキンを指さして、「コレがいい。佐藤さん絶対似合う!」と言い出した。マネキンの服をそのまま購入したら、かなりヤバいことになった……。

・ファッションの発信地

原宿は日本を代表するファッションの発信地だ。今も昔も変わらず、多くのファッションブランドがひしめき合っている。大手のブランドだけでなく、独創的な小さなお店も多く存在する。

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・DJ KOOさんも利用するお店

Yoshioが選んだお店は、結構奇抜な柄のアイテムを多数取り揃えている「SALMON(サーモン)」というお店。お店の人に聞いて、知ったのだが、ここはTRF のDJ KOOさんも利用されているとのこと。そうか! KOOさんのド派手なアイテムはここでゲットしてたのか! ということは、私もKOOさんみたいになれるかも? 早速これがいいと思うものを試着させてもらった。

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これめっちゃイイ! 私は顔が派手だから、派手な柄のモノが良く似合うんだよね~。これにしよう! そう言おうと思ったところで、Yoshioが待ったをかけた。彼いわく「普通」とのこと。いやいや、普通ってことは似合うってことでしょ。だったら、これでいいと思うんだけど。しかしYoshioは否定的。

「佐藤さんが普通の格好してどうすんだよ。そんなのキャラが死んでる、意味ない」とのこと。私をオシャレにするために、原宿に来たんじゃなかったのか……。すると、Yoshioはおもむろに入り口のマネキンを指さして、お店の人に「コレ、まるごとください!」と言い出した。

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・上半身スケスケ、パンツ一丁

ちょっと待て! これスケスケやないか。しかも下半身はパンツ一丁。これ本当に似合うのか? いや、似合ってもそんなに嬉しくないかも。やっぱさっきのがいいと言い張ったのだが、「絶対に似合うから」とYoshioは譲らず、仕方がないので購入して帰った。これで本当にKOOさんに近づくことができるのか?

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・このパンツ……

メッシュの上着、ニットキャップ、パンツ。以上で約6000円。値段にふさわしいかどうかわからないけど、とりあえず着てみることに。そこで驚くべき事実に気が付いた! このパンツ……。ど真ん中が透けとる……。

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股間のど真ん中がモロ見えになるやないか……。

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まあいいか! 別で用意したネックレスをつけて、みんなに見てもらおう。事務所のメンバーに見せに行くと……。

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「見えてるやないかッ!」との意見が相次ぎ、事務所が大騒ぎになったことは言うまでもない。

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という訳で、オシャレにはなれなかったけど、セクシー度は120パーセントアップすることに成功した。皆さんも店先のマネキンの服をそのまま買う時には注意して欲しい。もしかしたら、股間のど真ん中が……。

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・今回訪問した店舗の情報

店名 ブティック サーモン
住所 東京都渋谷区神宮前1-8-20 サニー原宿1F
営業時間 12:00~20:00

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼原宿のお店「SALMON」の店頭にあるマネキンの服を、丸ごと購入して着たら、こうなった
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▼遠目に見る分には問題ない、と思う……
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▼編集部がある事務所でマネキンの服をお披露目したときの様子