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いよいよあと3日……2015年12月18日に映画『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』が劇場公開される。世界規模のスター・ウォーズ旋風が巻き起こることは間違いないが、ここに来てネットではちょっとした炎上騒ぎが起こっているのだ。

それは、TOHOシネマズとT・JOYの『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』を上映する劇場(一部を除く)の上映回に、アニメ『ワンピース』のルフィから同作品にエールを贈るスペシャル映像が上映されるというもの。これに対しネットでは「意味が分からない」「余計なことするな」などと、ネガティブな意見が数多く挙がっているのだ。

・ネットの反応

まずは今回のニュースに対しての、ネットの声をご紹介しよう。

「素直に意味が分からない」
「世界観を壊さないでくれ」
「ルフィさんなんか関係あるの……?」
「ルフィがエールを贈るって、スター・ウォーズと格が違うだろ」
「上から目線かよwww」
「ワンピース好きだけどコレはやめろ」
「誰も得しないな」
「お互いの世界観が崩れるだけ」

……などと、ネガティブな意見が目につく。

・担当者に聞いてみた

だが、スター・ウォーズと比べるものではないが、ONE PIECEもまた世界的人気を誇る作品であることは間違いない。きっとこの企画には何か隠された意図があるハズ……。そう考えた筆者は、東映に問い合わせてみることにした。以下が、担当者と筆者のやり取りである。

筆者:「今回の決定で双方のファンからネガティブな意見が多いようですが、どういった意図の企画なんでしょうか?」

担当者:「はい。2016年7月23日に公開される映画『ONE PIECE FILM GOLD』の予告を兼ねて、上映させていただくものになります。また前売り券も同日から発売されます」

筆者:「わざわざスター・ウォーズが公開されるこの日に当てたというのは意図があるのでしょうか?」

担当者:「はい。スター・ウォーズは世界的な人気を誇る作品ですから、この日というのはだいぶ前から決定していました」

筆者:「おそらくファンは “ルフィがスター・ウォーズにエールを送る” というフレーズに反応していると思うのですが、その辺りはいかがでしょうか?」

担当者:「はい。エールというのは表現の一つでして、決してスター・ウォーズの世界観を壊したりするものではございません。30秒ほどですので、上映前に流れる予告編の一つとしてお楽しみいただければと思います」

・予告編が流れるだけ

総じていえば、映画『ONE PIECE FILM GOLD』の予告編が流れるだけであり、それ自体はどの劇場でもあることだ。スター・ウォーズ公開日に合わせたのは、それだけスター・ウォーズに大きな魅力があったということで、他意はないということであった。

普通の映画よりも、多くの人の目に触れるであろうこのタイミングに予告編を流すということは、映画『ONE PIECE FILM GOLD』もきっと名作に違いない。突然の電話取材に丁寧に対応してくれた担当者に敬意を表しつつ、両作品の公開を楽しみに待とう。

参照元:Twitter @OPcom_infoONE PIECE.COM
Report:P.K.サンジュン

▼こちらが今回の企画を知らせるツイート。