【本人降臨】ドイツにやって来たシリア難民が「何でも聞いて」と質問を受け付け!質疑応答37選がコレだ!!

Q12:ドイツで、嫌な体験などしていませんか?
A12:これ以上望めないくらい、とても良くしてもらっています。人々は親切ですし、行政も協力的です。人種差別にも特に遭遇していません。

Q13:ドイツに来てから、一番のカルチャーショックはなんですか?
A13:インターネットやメディアのおかげで、ヨーロッパの文化については一通り知っていたので、特に驚いたりはしませんでした。けれども、人々が選挙に行かないことに驚きましたね。ドイツでは多くの人が選挙に行かないようですが、本当に驚きました。

Q14:毎日どのように過ごしているんですか?
A14:平日の午前中は、語学学校に通っています。午後は、ピンポン、サッカーをそれぞれ週に2日。そして頼み込んだ末に、ある大工の元で週に2日インターンとして働かせてもらっています。

インターンなので、給料は発生しないはずなのですが、大工のボスが払ってくれているんです。休日はサッカーを観たり、友人と一緒に過ごしています。

Q15:あなたは健康ですか? もしそうなら、国から逃げるのではなく、国に留まって、問題を解決するために頑張ろうとは思わないのですか? 祖先が悲しむとは思わないのですか?
A15: “問題を解決する” とはどのような行為を指すのでしょうか? 銃を構えて、私の意見に反対する人々を殺していくことなのでしょうか? 祖先が悲しむとも思っていません。

それに私はシリアで会社を運営しており、2人の従業員も雇っています。彼らの貧しい家族を支えています。あなたもシリアに行けば、多くの人々が国を離れていく理由がすぐに分かるはずです。

Q16: “多くの難民が、ヨーロッパにやってきて、よその国の政府の支援に頼りきっているだけ” という批判がありますね。どう思われますか?
A16:確かに多くの難民が、手厚い支援をしてくれる国を目指します。けれどもずっと頼りっきりというわけにはいかないでしょう。例えばドイツでは、語学クラスを卒業した後は生活支援も打ち切られ、自力で仕事を探さなければなりません。永久に支援に頼りきるということはないはずです。平均9カ月で、語学クラスを卒業となります。

3Photo:Wikimedia Commons

Q17:サウジアラビアやアラブ首長国連邦など、難民受け入れに消極的ですね。もしもそれらのイスラム国家が難民を受け入れたら、あなたはそちらに行きますか?
A17:私はそれらの国を、悪い国だと思います。彼らがこれまでに良い行いをしたことがあったでしょうか? 私は覚えていません。正式に住める国なら私はどこでも構いませんので、文化や言語が同じイスラム教の国の方が暮らしやすいのは確かですね。

Q18:でも受け入れをしなくても、お金で支援をしてくれますよね? 例えばアラブ首長国連邦は、シリア難民を支援する団体に何億ドルもの多額の寄付金を出していますよね?
A18:「悪い国」とはちょっと言葉が過ぎたかもしれませんが、けれども何億ドルも支援したからといって、状況が良くなることはありません。なぜなら助ける難民の数が多すぎるので、お金だけで支援するには限界があるからです。

Q19:いつかシリアに帰りたいですか?
A19:もちろん。実現するとは思えませんが……。

Q20:あなたは、難民問題が今のように深刻になる何カ月も前に飛行機でドイツまでやってきたり、英語が話せたりしますね。他のシリア人よりも恵まれているように思うのですが……? 
A20:そうですね。私は中流家庭に育ち、また家族の中で私だけが国を出なければならなかった。その様な状況は、恵まれていると言えるかもしれませんね。

Q21:今後、シリアはどうなると思いますか?
A21:個人的な見解では、アラウィー派、スンニ派、クルド人自治区という、3つの国に分かれることがベストな選択肢だと思っています。けれども、そんなことは現実にならないでしょう。これから10年は、状況が良くならないと思っています。

Q22:祖国の何を恋しく思いますか?
A22:暑い気候です。ドイツは寒くはないし、夏だってちゃんと暑いです。けれども晴れていたかと思うと、急に雨が降ったりとちょっと変な天気だったりするんです。

Q23:おすすめのシリア料理は何ですか?
A23:ファッテです。美味しいですよ。

Q24:ISIS に対するアメリカやイギリスの空爆について、どう思いますか?
A24:素晴らしいことだと思います。シリアでの革命と内戦が始まって以来、一番よかったことだと思います。

……残りの質疑応答は、次ページ(その3)でへ!!

参照元:Reddit(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:Wikimedia Commons