サカナクション。2013年には紅白歌合戦にも出場しているから、ご存じの方も多いことだろう。ボーカル兼ギターの山口一郎を中心に、男女5人で構成される日本のロックバンドである。
メンバー全員によるMacを使ったパフォーマンスなど、何かと先進的な印象がある彼らだが「今さら何を聴けばいいかわからない」という人も多いハズ。そこで単独ライブやフェスなど、10回はライブで彼ら観た筆者が、オススメの9曲をピックアップするぞ!
・アルクアラウンド
2010年発売・2枚目のシングル。北海道出身の山口が、「東京をホームにして音楽で生きていく」という覚悟を持って作った曲と言われている。ワンカット・ワンカメで作られたPVも秀逸。ライブではほぼ100%披露される曲。
・アイデンティティ
2010年発売・3枚目のシングル。サカナクションの曲では珍しく横ノリの曲で、ライブでも高確率で披露される。サビの「どう……してぇぇぇぇええええ!」 で踊り狂えるノリノリの曲。
・ホーリーダンス
先述した、シングル『アイデンティティ』収録曲。サカナクションは楽曲において “ため” の作り方が超一流で、それがサビでの爆発力を生んでいる。サカナクションらしい、“ため” がとてもよく感じられる曲。
・ネイティブダンサー
2009年発売・アルバム『シンクロ』収録曲。ライブでは高確率で披露される曲で、踊れる曲の一つ。足元のステップをフューチャーしたPVも超カッコいい。サビ前のメロディで、観客の手拍子が微妙にずれるのがお約束。
・三日月サンセット
2007年発売・アルバム『GO TO THE FUTURE』収録曲。サカナクション結成前、山口とギターの岩寺らで結成していたバンドでも演奏されていた曲。特徴あるがしつこくないメロディで、何回でもリピートして聴ける曲。
・モノクロトウキョー
2011年発売・アルバム『DocumentaLy』収録曲。このアルバムは「iTunes Rewind 2011」ベストミュージック部門・ベストアルバムを受賞した名盤だが、オススメはこの曲。ところどころで “ため” を作りながら、最後まで突っ走れる曲で、個人的には一番好き。
・夜の踊り子
2012年発売・7枚目のシングル。モード学園のテーマ曲にもなっていた。こちらの曲も、“ため” と “サビの爆発力” が発揮された曲で、ライブでは高確率で披露される。その際、パフォーマーとして舞妓さんが出てくることが多い。
・ミュージック
2013年発売・8枚目のシングル。Macを使ったパフォーマンスに代表されるように、スタイリッシュなイメージが強いサカナクション。このミュージックでも、彼ららしいスタイリッシュさが随所に表れているが、それでも踊れてしまう名曲。
・ナイトフィッシングイズグッド
2008年発売・アルバム『NIGHT FISHING』収録曲。ライブではアンコールなどで披露されることが多い。ちなみに山口は大の釣り好きとしても知られている。
・サナカクションのスゴさ
再三記述した通り、サカナクションのスゴさは “ため” の作り方と、サビの爆発力にある。例えばフェスなどで「何回も観てるから、軽く観れればいいかな~」と思っていても、曲がかかると自然と体が動き出してしまうのだ。
また、愛だの恋だのを一切言わない無機質な歌詞も曲の邪魔をしなくてイイ。今回挙げた9曲はどれも馴染みやすいものばかりだから、サカナクションを聞いたことがない人はぜひ参考にしてくれよな!
参考リンク:サカナクション公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼アルクアラウンド。ワンカット・ワンカメのPVが超カッコいい!
▼アイデンティティ。ライブでも超盛り上がる曲。どう……してぇぇぇぇええええええーーーーッ!!
▼ホーリーダンス。“ため” とサビの爆発力がハンパない。
▼ネイティブダンサー。ライブでは毎回手拍子がズレちゃうんだよなぁ。
▼夜の踊り子。この曲も “ため” がすごい。
▼ミュージック。この曲も超踊れる。筆者一番のオススメは『モノクロトウキョー』だ! 今からでも遅くはないから一度聴いてみてくれよな!!