
プリンセス・プリンセスや、リンドバーグ、レベッカなど、近年再結成されるバンドが多い(期間限定も含む)。往年のファンにとっては嬉しい限りだが、解散以降、一度もメンバー全員揃ってメディアに登場した事がないバンドがある。JUDY AND MARY(ジュディ アンド マリー)だ。
活動中期から後期にかけてはヒットを連発し、人気絶頂のまま解散したジュディマリの復活を願う人は、きっと多いことだろう。そこで今回は、ジュディマリの名曲を10曲ピックアップし、改めてその魅力を振り返りたい。
・BLUE TEARS
1993年リリース。ジュディマリの2ndシングル。発売当時はヒットとはいえないセールスであったが、その後のジュディマリ人気と、『めちゃ×2イケてるッ!』 のエンディングテーマとして使用されたことから、この曲を知っている人は多いハズだ。YUKIの透明感ある歌声が印象的な一曲。
・DAYDREAM
1994年リリース。3rdシングル。まだメジャーとは言えない頃のジュディマリの曲で、ベースの恩田快人(おんだ よしひと)も「追いつめられているような緊迫感と気持ちが、一番出ていた頃の曲」と語っている。その通り、今にも爆発するようなエナジーを感じる曲。
・Hello! Orange Sunshine
1994年リリース。4枚目のシングル。ボーカルのYUKIが童顔であったため……かはわからないが、歌詞やバンドの雰囲気がロリータチックにシフトチェンジしていった時期の曲。これが功を奏してか、バンドとしての知名度はこの頃から徐々に上がっていった。
・RADIO
1994年リリース。『Hello! Orange Sunshine』のカップリング。シングル曲はロリータ路線であったものの、この曲はその後のジュディマリらしさを感じる1曲。カップリングながら人気もあり、ベストアルバムにも収録されている。
・Cheese PIZZA
1994年リリース。5枚目のシングル。『Hello! Orange Sunshine』に続き、ロリータ路線を踏襲(とうしゅう)した曲。この2曲を収録したアルバム『ORANGE SUNSHINE』は、それまでパンク色が強かったサウンドを転換させるきっかけとなった。
・小さな頃から
1995年リリース。6枚目のシングル。そのままロリータ路線に引っ張られるかと思われたバンドの方向性を、ロリータ系のテイストを上手く消化しつつ、決定づけた1曲。一部の「はいはい、ロリータね」 というファンを黙らせた、歌詞と曲、YUKIの歌唱力は今聴いても圧倒的だ。
・自転車
1995年リリース。『小さな頃から』のカップリング。スローテンポな『小さな頃から』に比べ、疾走感満点の曲。後付けになるが、次にリリースされる大ヒットナンバー『Over Drive』への布石となった曲。
・Over Drive
1995年リリース。7枚目のシングル。ジュディマリにとって、初めてオリコンのTOP10入り(4位)を果たした曲。夏を感じる解放感と疾走感が、「これでもか!」 と詰め込まれており、今聞いても少しも色あせない。ちなみに、解散前のラストライブの最後はこの曲であった。
・そばかす
1996年リリース。9枚目のシングル。アニメ『るろうに剣心』のオープニングに起用され、ジュディマリ初のオリコンシングルチャート1位を獲得した。バンドにとって唯一のオリコン1位獲得曲であり、ミリオンセラーを記録している。突然アニメのタイアップが決まり、3日で完成させたという逸話もある。
・クラシック
1996年リリース。10枚目のシングル。もともとはギターのTAKUYAがソロプロジェクト用に書き下ろした楽曲だったが、YUKIがどうしても歌いたいと切望したため、ジュディマリでの発表となった。ラブソングながら壮大な世界観は、ジュディマリならではといえる。
いかがだっただろうか? ……というか、完全にベストアルバムになってしまい申し訳ない! 裏を返せば、ジュディマリはシングル曲にも名曲が多いということになる。夏向けの曲も多いから、改めて聞いてみてくれよな!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼BLUE TEARS。出だしから最高。
▼DAYDREAM。爆発しそうなエナジーを感じざるを得ない。
▼Hello! Orange Sunshine。若干ロリータ路線にシフトチェンジしていった時期の曲。
▼RADIO 「恋は電波にのって♪」
▼Cheese PIZZA。この曲もロリータ路線かと思われたが……
▼小さな頃から。ジュディマリらしさが明確になってきた曲。
▼自転車。『Over Drive』 に通じる疾走感がある曲。
▼Over Drive。言わずと知れたジュディマリの代表曲。「走る~雲の~影を~」
▼そばかす。3日で完成させたという逸話もある。
▼クラシック。今聴いてもジュディマリはいい! 夏向けの曲も多いから、この時期特にオススメだ!!
P.K.サンジュン
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