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夏休み突入! 学生の皆さんはまだまだ夏休みが始まったばかりで、宿題の心配はしていないことと思う。私(佐藤)も学生の頃は、休み終了間際に慌てて取りかかったものである。しかしいくら時間があっても、小学生の自由研究には随分と困らされた。たとえば昆虫の生態を調べようにも、思うように虫を捕まえることができない。その点、最近は便利だ。ネットオークションで販売しているのだから。

・買う人がいるの?

「ヤフオク!」で虫類のカテゴリを調べると、希少なカブトムシやクワガタムシなどが続々と出品されていることがわかる。だが、それだけではなく、ムカデやスズメバチやゴキブリまで出品されているではないか。買う人がいるのだろうか……。

・多くが水生生物

出品されている生物はムシだけではなく、私(佐藤)が確認した際は、全体の4分の3が水生生物であった。熱帯魚と熱帯魚の飼育に関する機器が多くを占めている。次いでカブトムシ・クワガタムシなどである。それらに混ざって、ムカデなどの害虫を見つけることができる。たとえば、以下のようなムシが出品されているのである。

・「ヤフオク!」で販売している意外なムシ

タイオオムカデ 9800円
アシナガバチ(15匹+幼虫・サナギ) 5000円
マダガスカルゴキブリ(4匹) 980円

希少な種であることはわかるのだが、まさかムカデやゴキブリをネットで買う時代が来るとは……。気になるのは、無事に生きたまま届くかということだ。落札者のなかには、本当に研究用に購入する人もいるはずである。

・生きて届くのか?

しかし宅配便などで郵送をお願いする場合に、生体の無事が確保されるかどうか微妙なところ。また開封するときに、飛び出したりしないか気がかりでもある。まあ、そんな心配はないと思うのだが、一抹の不安がよぎる……。まあとにかく、夏休みは始まったばかり。子どもが宿題に追われることのないように、お父さん・お母さんは早めに宿題を消化するよう、アドバイスしていただきたい。

参照元:ヤフオク!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24