calbuco

2015年4月22日、南米チリのカルブコ火山が噴火。チリ政府は非常警報を発令したことが報じられている。

YouTubeには現地で撮影されたと見られる噴火の動画・画像が次々と投稿されており、それを見ると、噴火の規模が凄まじいことが伺える。半径20キロの地域に避難命令が出ているという。

・43年ぶりの噴火

AFP通信が報じるところによると、今回の噴火は43年ぶりのこととのこと。噴煙は上空のはるか高くまで舞い上がり、空を覆い尽くすほどの勢いだ。なお、ロイター通信によれば、近隣居住区の1500人に対して避難命令が出ているらしい。

・1972年以来

カルブコ火山は、チリのなかでも潜在的な危険を有する山のひとつに数えられており、1972年の噴火を最後に長らく沈黙を続けていたようである。火山の噴火がどれだけの範囲に影響を及ぼすことになるのだろうか。気になるところである……。

参照元:AFP通信YouTubeREUTERSweather.com(英語)
執筆:佐藤英典