オランダのスケベニンゲンで「一番スケベな人」を探してみた / 出会ったのは “レベルが違う” 真のプロ!(その3)

・アレな店

『erotic shop』の店内は、お世辞にも広いとは言えない。売り場スペースは6畳あるか ないかといったところだろうか。その中は、アレなグッズがアレしており、どう考えてもアレ目的で店を訪れる人たちが、アレする場所になっている。

・40年以上続く老舗

そんなアレな『erotic shop』の中で、年配の男性を発見した。名前を聞くと、Fさんだという。Fさんはお客さんではなく、店の主。後で分かったことだが、豊富な商品知識を持つ、真のプロだった。

そしてFさんによると、『erotic shop』は、この場所で40年以上営業しているらしい。つまり、40年以上「スケーベニンゲン」のスケベにアレなグッズを提供する “老舗” ということになる。それだけ需要があったということは、つまりスケーベニンゲンでは……余計な想像はやめておこう。

・ハンパない商品知識

店を守るFさんは、一見どこにでもいる男性。話す口調は穏やかで、怪しいところは全く感じられない。しかし、ひとたび私が商品について質問すると……プロフェッショナルな姿を見せてくれたのだ。

「これは●●●●というヤツで、●●●●に入れるんだ。慣れてないと●●●●かもしれないが、焦るんじゃない。少しずつ●●●●していくからな。それから、電池は別売りだ。あと、こいつを使う場合は、●●●●もセットで買うと〜〜〜」

(※高度な政治的判断に基づき、一部を伏せ字にしております。ご不便をおかけして申し訳ありません)

……このように、ハンパない商品知識と親切心をフルに発揮し、アドバイスをくれたのである。きっとFさんは、長年このようにしてスケーベニンゲンのスケベ達に助言してきたに違いない。

・重厚な雰囲気のFさん

日本でスケベオヤジというと、「デッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘ〜〜〜」とニヤニヤしながらアダルトサイトを見ている人や、女性社員のお尻をペロ〜〜ンとするような、セクハラ上司を想像する人が多いだろう。

だが、Fさんにそのような軽薄さはない。むしろ、重厚な雰囲気。いや、頑固な職人肌と言えばいいだろうか。しかしそれが逆に、底知れないレベルの高さを感じさせる。……この人や! ようやく出会ったぞ!

・勝手に認定

ということで、Fさんのプロフェッナルな姿勢に敬意を込めて、ロケットニュース24では、Fさんをスケーベニンゲンで一番のスケベと勝手に認定したい。正確には、Fさん自身がスケベと言うより、スケーベニンゲンのスケベを長年導いてきた伝道師なのだが、細かいことはいいだろう。

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・Fさんに感謝

さらに、Fさんは『erotic shop』の店員として優秀なだけではなく、人間的にもおおらかな方のようで、店内の写真撮影もOKしてくれたぞ。その画像は、次のページ(4ページ目)で確認可能だ。

最後に。Fさん、親切なアドバイスをありがとう! 店内の写真撮影も快諾してくれて、ありがとう! そして何より、素晴らしい旅の思い出をありがとう!!

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.