12月も気がつけば中旬。もう少ししたらクリスマスがやってくる。そしてクリスマスといえば、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』が定番だ。街を歩けば、どこかで同曲が流れており、シーズンの到来を教えてくれる。
そんな存在でもあるマライアだが、先日彼女の披露した生歌が、あまりにヒドいと話題になっているのでお伝えしよう。思わず耳を疑ってしまうが、百聞は一見に如かず。早速、動画「Mariah Carey – Mic Feed Rockefeller Center 2014」をご覧いただきたい。
・クリスマスツリー点灯式に登場したマライア
動画は、マライアがニューヨークにあるロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式でライブを行ったもの。『恋人たちのクリスマス』を歌い始めるが、何かが違うことに気づく。そう、マライアの歌声以外の音がまったく入っていないのである!
・流出した歌声のみの動画
完全にアカペラで歌うマライア。本番では通常通り歌っていたはずなのに……。では、なぜ音声が抜かれた動画が流出してしまったのだろうか。その理由は、ライブ前日にあった。
本来、点灯式の様子を放送するテレビ局は、前日に撮影した映像をライブ当日に使用する予定であった。しかし、マライアは3時間もの遅刻。寒空の下待たされたスタッフたちは怒り心頭で、歌う機会すらも与えられなかったそうだ。
・流出させたのはスタッフか
そして翌日、マライアはぶっつけ本番でライブに臨むことになった。無事に歌いきったものの、「生歌はこんなにヒドいくせに」と腹の虫が収まらないスタッフもいたという。それが今回の流出劇になったと見られている。
・いまだに拡散中
YouTubeにアップされた動画は、瞬く間に拡散され、約1週間で100万回以上も再生されている。そして閲覧した多くの人は、彼女の声に落胆。その流れで「マライアの生歌はヒドい」というコメントが見られた訳である。
しかし、一方で「リークした人物が悪質すぎる」や「歌う力はまったく劣化していない」といったように、マライアを擁護する声もあった。クリスマス前にひと騒ぎとなったこの動画、あなたはどう思うだろうか。
▼マライアの歌声しか収録されていない
▼こちらは音楽が入ったもの
▼PV