ピアノは、手で「鍵盤をたたく」ことによって音が出る。これは子供でも知っている基本中の基本。万国共通であり、いわば常識だ。
しかし、動画「Phantom of the Opera, Bach Duo on a floor keyboard — AMAZING!!」を見れば、すべてが覆されるといっても過言ではない。というのも、なんと足で演奏をしてしまうからである!
・バッハの名曲を演奏
動画を再生すると、フロアには巨大ピアノの鍵盤が置かれており、黒い衣装に身を包んだ2人の演奏者を確認できる。足元にあるピアノでおわかりかもしれないが、2人は鍵盤を足で踏んで……いや、踊りながら演奏するのだ。
そして演奏するのは、バッハの名曲『トッカータとフーガ ニ短調』。あまり音楽に詳しくない人であれば、嘉門達夫さんの「チャラリー、鼻から牛乳~♪」の原曲といった方がわかりやすいかもしれない。
・演奏開始
いざ演奏が始まると、2人は華麗なステップを踏みながら、息の合ったコンビネーションで音を出していく。バランス感覚はさることながら、運動量も豊富で思わず見入ってしまうぞ。
・最後もキッチリ締める
周囲の手拍子も加わり、クライマックスに向けて加速する2人。鍵盤で踊り続け、最後はキメポーズでバシッと締めてくれる。手での演奏も難しい曲であるにもかかわらず、足を使った演奏はお見事。ピアノの新しい可能性を教えてくれる動画となっている。
▼最後のキメポーズまで必見だ!
▼トルコ行進曲もこの通り
▼「チャラリー、鼻から牛乳~♪」の原曲である「トッカータとフーガ ニ短調」