流行というほどでもないが、直営店・直営レストランと耳にする機会が多くなった。例えば「肉の卸問屋直営のレストラン」や「魚問屋直営の居酒屋」などである。直営という響きだけで、リーズナブルでおいしそう! と感じるが、青果卸売店直営のフルーツパーラーがあるという。
青果卸売店直営のフルーツパーラーだと……? ウマいに決まってる! というわけで、東京は秋葉原の『フルーフ・デゥ・セゾン』でフルーツパフェを食べてきたのでご紹介したい。
・最寄の駅は末広町
『フルーフ・デゥ・セゾン』は秋葉原の外れにある。最寄りの駅は地下鉄銀座線・末広町。2番出口を出たら蔵前通りを浅草方面に進み、セブンイレブンの次の角を右折すると左側に見える。ロケーション的には完全に路地裏で、まさに秋葉原の隠れ家的な雰囲気だ。
・フルーツパフェをオーダー
伺ったのはもうすっかり暗くなった土曜日の18時くらいであったが、店はほぼ満席。季節のパフェ「皮ごと食べるピオーネ(ぶどう)のパフェ」と迷ったが、初訪問だったので王道の「フルーツパフェ」をオーダーした。
・フルーツてんこ盛り
待つこと10分ほどでフルーツパフェが到着……。うお、デカい! フルーツが「落ちちゃう落ちちゃう!」と心配になるほど、ふんだんに盛り付けられている。いちご・リンゴ・マンゴー・スイカ・キウイ・バナナ・柿・メロン・オレンジ・いちじく・パイナップルとフルーツのカーニバル状態である。
・アイスもフルーツシャーベット
さっそく食べてみると、どのフルーツもウマい! しっかりと食べ頃の熟したものが使われているのがよくわかる。アイスは3種類入っていたが、全てフルーツシャーベット。舌が甘ったるくならずに、フルーツを最後まで酸っぱいと感じずに食べられた。
・果物純度が高い
パフェの底には完熟のマンゴーと柿が入っていて、自然な甘さでしつこくない。アイスもフルーツシャーベットだから、「生クリーム以外はほぼ全てがフルーツで出来ているフルーツパフェ」と言ってもいいほど果物純度が高いパフェであった。
・若い人よりは大人向け
今回はフルーツパフェをいただいたが、それぞれの季節のパフェもおいしそうな雰囲気がプンプンする。先述したブドウのパフェはもちろん、イチゴのパフェ・マンゴーのパフェ・桃のパフェあたりもかなり惹きつけられる……これはまた来るしかないな!
客層は決して若くなく、男女ともに落ち着いた30代以上が主だった。フルーツパフェも1500円とそれなりのお値段だったが、クオリティはもちろん、青果店直営の大人のフルーツパーラーであれば納得であった。違いがわかる大人なあなたに食べてほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 フルーフ・デゥ・セゾン
住所 東京都千代田区外神田4-11-2
時間 月火金 10:00~19:00 / 土日祝 11:30~19:00
休日 水曜日・木曜日
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼フルーツパフェ。フルーツてんこ盛りだ!
▼ミニマロンパフェ。コーヒーとのセット。
▼大きさは全然違うぞ。
▼フルーツパフェに使われているアイス3種類は全てフルーツシャーベットだった。
▼パフェの底には完熟のマンゴーと柿が入っていた。
▼秋葉原の外れにある大人の隠れ家的なフルーツパーラー『フルーフ・デゥ・セゾン』だ。