2014-07-17_162509
2014年秋に発売と見られている次世代 iPhone (以下 iPhone6 )。続々と噂や情報が飛び出しているが、このたび本当に動く“iPhone6”の動画が公開されたらしい。サクサク動いてて意外と使いやすそう!

……と思ったら! なんと中国プレゼンツ!! スペシャルクオリティの「パクリ iPhone6 」の動画だったのだ。本物は発売どころか発表もされていないのに!! その様子は動画「WICO i6:The world’s first cloned version of iPhone 6 hands on」で確認できる。

・謎の「ニセ iPhone6 」の動画が公開される

この動画を公開したのは、チャイナガジェットを専門に紹介しているブログ「 86digi 」だ。実際にパクリ iPhone6 を手にとり、iPhone5s と比較した動画が紹介されている。

・iPhone5sと比較

iPhone6 は、ディズプレイサイズが4.7インチのモデルと5.5インチのものが発売されると見られている。この動画に登場するのは4.7インチのようだ。

なめ回すように、さまざまな角度と距離から写しだされるニセ iPhone 。 iPhone5s と比べると、ちょっと大きめで丸みを帯びている。そして、かなり薄い。動作もサクサクだし、これで画面が釘をも通さないサファイアガラスなら、「あら、いいんじゃない?」と思ってしまう。

・その名も「WICO i6」ッ!

いやいやいやいや、これはニセモノ! 「いいんじゃない?」じゃなーい!! しかも、ロゴはどう見てもアップル。堂々と「iPhone」とまで書かれている! これは完全にアカンやつや。

しかし、そうわかっていても見入ってしまうほど、よくできたニセモノだと言える。このスマートフォンは香港メーカー発の「WICO i6(ウィコ アイシックス)」という端末であるそうだ。って、名前もiPhone6 を意識している気が……。

・OS は Android か

パッと見、WICO i6 のOSは iOS7 っぽいのだが、別の中国メディアによると、Android KitKat を iOS7 のように見せかけているだけとのこと。「注意してみると動作がやや鈍く、パクリ雰囲気が濃厚」であるそうだ。

・どこまでパクリに成功?

しかし、それを差し引いても「パクリ技術もここまできたか」と舌を巻くレベルであるそう。光の速さで模倣どころか、本物に先んじてしまうとは恐ろしいとしか言いようがない。

とはいえ、iPhone6 の詳細情報はまだ発表されていない。どこまで模倣されたのか、いまは知る術はないだろう。とにかく本物の発表を待ちたい。

参照元:YouTube86digi(英語)、25PP(中国語)
執筆:沢井メグ

▼こちらがその動画

▼こちらの動画では気を使ったのかアップルそっくりのロゴが隠されている