kure_04

八ッ橋といえば、京都を代表する和菓子である。カリカリのノーマルタイプと、モチモチの生タイプがあり、観光土産で購入したことがある人も多いのではないだろうか?

京都駅をふらりと歩いていると、「八ッ橋クレープ」なる看板を発見した! フランス生まれのクレープと、京都名産の八ッ橋が融合……いや、勝負かもしれない! いったいどんな味なんだ!? さっそく食べてきたぞ!!

・創業300年の超老舗

八ッ橋クレープは、JR京都駅八条口から出てすぐのところにある「本家西尾八ッ橋」で購入できる。本家西尾八ッ橋は江戸時代に創業した超老舗で、その歴史は300年以上と、京都を、いや日本を代表する八ッ橋の名店の一つなのである!

・目の前で焼いてくれる

小倉・チョコバナナ・期間限定のブルーベリーチーズ味が選べたが、「京都なら小倉一択でしょ!」ということで、小倉味を注文した。目の前で一枚一枚丁寧にクレープを焼き上げ、手際よくトッピングする様子に見とれていたら、あっという間に完成だ!

・甘さ控えめの上品なお味だが……

筒状に巻かれたクレープ上部に、トロトロの豆乳クリームがたっぷりと詰め込まれている。抹茶がパラリと振りかけていて、いかにも京都らしい雰囲気だ。添えられている八ッ橋で生クリームをすくって食べてみると、「お上品どすな~」と言いたくるほど、甘さ控えめなクリームである。

そしてクレープ本体を食べていくと、米粉を使用したモチモチとした生地も、小倉と生クリームの組み合わせもバッチリおいしい! しかし、「八ッ橋感が足りないんじゃないの?」と思っていたそのとき……!

・ザクザクのクランチ八ッ橋が弾ける!

口の中でクランチされた八ッ橋が弾けはじめた! モチモチの生地に不意に現れる、暴れん坊ザクザク八ッ橋! ニッキの風味も程よく、小倉クリームとの相性も抜群だ! フランスと京都の勝負ではなかった……完全に調和している! 文句なしでOCどす!!

・クレープは数店舗限定だから注意してほしい

八ッ橋クレープは1つ450円だ。新幹線乗り場のすぐそばだから、京都旅行のスタートにも締めにも使えるぞ。ただし、全ての本家西尾八ッ橋でクレープを扱っているわけではないので注意してほしい。新感覚のザクザク食感を、ぜひ試しておくれやす!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 本家西尾八ッ橋 八条口店
住所 京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3 JR京都駅 アスティロード内1F
時間 09:00~21:00
休日 なし

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼目の前で焼いてくれる
kure_01

▼茶色のツブツブが、八ッ橋クランチだ!
kure_03

▼京都っぽいビジュアル!
kure_06

▼食べ進んでいくと、八ッ橋クランチに当たるぞ!
kure_07

▼味は3種類を選べる。
kure_02

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]