
私ごとで恐縮だが、私(佐藤)はブサイクである。かれこれ45年のキャリアを培っている。生まれてこの方、「イケメン」という属性とは距離をとってきた。40代も後半に差し掛かろうというある日、私は思い立って “イケメン属性” と和解することを思い立った。
最新テクノロジーで何とかなるんじゃないか? iPhoneに不可能はないんじゃないのか? そう思い、先日購入したiPhone11 Proのポートレートモードで、変顔撮影に挑むことにした。もしかして、イケメンに写るんじゃないの? だってiPhoneだもん。
・11 Proの撮影性能
iPhone11 Proには通称「タピオカ」と呼ばれている、3つのレンズが本体背面についている。望遠レンズ・広角レンズ・超広角レンズの3つだ。その性能に関しては「Google Pixel3」のカメラと、画像と動画、それぞれを撮影して比較している。
11 Proの魅力はやはり超広角レンズでの撮影である。狭い場所でも被写体の全体像を撮影しやすく、また屋外での撮影では、よりダイナミックな画を撮ることができる。
・新モード「ハイキー照明」
さて、風景なんかどうでもいい。ここからが本題だ。iPhone(7Plus・8Plus・X・XS・XSMax・XR・11・11Pro・11Pro Max)にはポートレートモードがある。この機能は言うまでもなく、人物撮りで威力を発揮する。しかも、最新のOS「iOS13」では、新しい照明効果「ハイキー照明(モノ)」(XS・XSMax・XR・11Pro・11Pro Max)で撮影することができる。
ということで、早速最新のテクノロジーを駆使して、変顔の撮影に挑む。はたして、イケメンになるのか!? それとも……。
・自然光
最初に自然光でのポートレート撮影。やや顔を前に出した感じで、撮影したところ、背景のボケ味が自然な感じに仕上がっている。実にナチュラルな印象を与える変顔だ。
残念ながら、現段階でイケメンとの距離は1ミリも縮んではいない。
・スタジオ照明
スタジオ照明は、被写体を明るく写す効果がある。いくぶん私の顔が明るく見えるのは、この撮影効果のおかげ。なお、iOS13では、照明の強さを調整することができるようになっている。明るい変顔に仕上がる予定があいにく、目をつむってしまった。
目を開けていたら、イケメンに見えた可能性も決してゼロとは言い切れない。
・輪郭強調照明
先ほどまでの2つのモードに比べて、人物像がより強調される撮影モードだ。なぜか、ここまで背景のボケ味はスムーズであったが、この撮影時には背景の1部が妙な感じになっている。
輪郭よりも、私の変顔そのものがより強めになったため、背景がおかしくなってしまったのか?
・ステージ照明
ここからは背景が単色になる撮影モード。まずは、ステージ照明。まるでステージでスポットライトを浴びているがごとく、黒色の背景に人物像が浮かび上がる。
このモードで、ただの変顔はドラマチックになる。表情の訴える力が増すことによって、着実に1歩前進したと言えるだろう。
・ステージ照明(モノ)
先ほどのステージ照明のモノクロモード。モノクロ写真はカラー写真よりも色彩に乏しいが、その分被写体の主張が強く感じられるものではないだろうか。モノによっては、ノスタルジックにさえ感じられるはず。
色を失っただけで、変顔はこれほどまでに物悲しくなるものなのだろうか。滑稽さを失い、シリアスな側面をおびるその変顔は、イケメンというよりシブメンに近い。
・ハイキー照明(モノ)
新しい撮影モードのハイキー照明。ステージ照明の2つのモードが、背景色黒であったのに対して、こちらは白。当然背景色が被写体に与える影響は大きい。写真を通して、見るものに与える印象の度合いも大きくなる。
今回の検証の最後の撮影モードにおいて、ついにたどり着いたと私は思っている。そう、イケメンに。
ただの変顔だったはずが、強烈な主張を持った人物像に仕上がったからだ。さすがアップル、さすがiPhoneと言わざるを得ないだろう。
いかがだっただろうか? 皆さんもぜひ、最新のiPhoneで全力の変顔撮影に挑んで欲しい。意外な発見があるかも?
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:iOS
佐藤英典





















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