abune

道路標示は交通事故を未然に防ぐため、日本全国の至る所にある。「止まれ」「徐行」といったものがオーソドックスだが、近年では東京都の檜原村にある「超急カーブ」のように新しい試みも増えてきている。

そんな中、福岡県築上郡吉富町鈴熊(ちくじょうぐんよしとみまちすずくま)の新たな注意喚起の方法が斬新すぎると話題を集めているぞ。その驚きの内容とは……詳細は次の通りだ!

・狭い町道

変わった道路標示で話題になっているのは、福岡県築上郡吉富町鈴熊の町道。道幅約5メートル、車2台がギリギリ通れるくらいであり、歩行者の通るスペースは一人分しかないほどの狭い道だ。

・通学路&県道の抜け道

県道の抜け道として利用される道なのだが、近くに小学校があり、児童たちの通学路にもなっている。交通量が多い上に道が真っすぐなため、車がスピードを出してしまい、児童たちが危険な目に遭うこともしばしばあったという。

・ド直球のフレーズ

そこで発案され、2014年4月から実際に使用されているのが「あ、危ねー!」、「飛び出す!」といったド直球のフレーズだ。ドライバーに「なんだなんだ?」と思わせることで注意を促しているのだ!

・吉富町の道路標示に対するネットユーザーの反応

「インパクトあるなあ」
「句点があるのが新鮮」
「おもろいことしよる」
「下手なスローガンみたいなのよりインパクトがある。」
「こういうの好きなんだけどなー 北海道でもやってくれないかなー」
「こういう発想や工夫っていいね。こどもがこういう事故にあうのはいやだもん。」

……といったように、発想に感心したといったコメントが多く見られた。記者(私)も実際に運転してみたのだが、視界に飛び込んでくる文字のインパクトは抜群。この道を通るドライバーは見慣れない標示に徐行運転すること間違いなしだろう。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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▼インパクト抜群だ
abune
▼何が「飛び出す!」のかというと……
tobidasu
▼児童たちである
boy
▼こういった路地から飛び出すのだろう
roji
▼道路の両サイドには一人が歩くスペースしかない
oneroad
▼対向車が来るとギリギリの狭さだ
semai
▼「ゆっくり!」表示もあるぞ
slow

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