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春は卒業の季節。すでに卒業式を終え、4月からの新生活を心待ちにしている人も多いはず。女優のいとうまい子さんも、早稲田大学での4年間の学業を修め、2014年3月26日に晴れて卒業式を迎えたのである。

以前のインタビューで、「お世話になった人たちに恩返しをしたい」という思いから、同大学に入り予防医学とロボット工学を学んだ彼女。これからその学習の成果を、どのように活用して行くことになるのだろうか? それにしても袴姿がよく似合う! 同じく卒業する他の女子大生が「カワイイ!」というのも納得だ。

・雨の予報が覆る

この日の天候は、前日の予想で雨であった。晴れて卒業というのに、雨模様では忍びない。そう思っていたところ、好天とまでは行かなかったが、幸い雨は免れた。同大学大隈記念講堂前には、すし詰めになるほど人が集まり、その誰もが笑顔で卒業を喜んでいるように見えた。

・笑顔で写真撮影に応えるいとうさん

いとうさんは式を終えて、ゼミの仲間と大隈重信像の前で記念撮影をしようとしていた。ところが、彼女の姿を見た卒業生やその家族が、しきりに声をかける。「一緒に写真を撮ってもらっても良いですか?」、卒業記念にいとうさんと一枚撮りたい。そう思う人が次から次へと声をかけてきたのだ。いとうさんはその誰に対しても、「いいですよ。撮りましょ、撮りましょ!」と笑顔で応えていた。

・「100パーセントがんばったとはいえない」

そんないとうさんにとって、大学での4年間はどんなものだったのだろうか? 彼女は次のように語ってくれた。

「4年間はすごく大変でしたけど、アッという間でしたね。大人になってから、大学に入って学習するということ、そのこと自体がとても大変でした。でも、大変だからこそ、乗り越えたときの達成感が大きかったですよね。「大変」と言っても、楽しめていたと思います。それから正直言うと、100パーセントがんばっていたかというと、そう言い切れないところもあるので、反省すべきこともありますね」

・芸能活動と学業の両立

芸能活動しながら早稲田に入っただけでもすごいことだ。しかも4年間学習し、無事に卒業を迎えたというのに、「がんばったと言いきれないところがある」とは、かなり自分に厳しい姿勢ではないだろうか。そんな彼女だからこそ、芸能界で活動できるともいえるかもしれない。

・ロコモティブシンドロームと鬱の研究

今後は大学院に進み、ロコモティブシンドローム(加齢や生活習慣によって、介護が必要になる状態)や鬱病に関する研究を続ける予定なのだとか。また受ける講義によって新たな研究分野を広げるかもしれないそうだ。とにかく好奇心旺盛で、何事にも前向きな彼女は、今後も彼女の知的欲求が続く限り、勉強をし続けるのではないだろうか。

・人への愛情

余談だが、「一緒に写真を撮ってください」と頼まれて、快く引き受ける彼女の様子を見ていると、一緒に写真を撮っている人たちだけでなく、周りで見ている人まで笑顔になっていた。それは彼女が本来携えた、人としての魅力であり、彼女自身が人を楽しませたり喜ばせたりすることを、愛しているのではないかとさえ思えたほどだ。きっと「勉強することで恩返しをしたい」、その気持ちも周りの人に向けられた愛情に裏打ちされているのかもしれない。

・4月から昼番組『バイキング』のレギュラーに

ちなみに、彼女は4月から始まる『笑っていいとも!』の後継番組、『バイキング』の月曜レギュラーが決まっている。番組は一体どんな内容になるのだろうか? そして、いとうさんはどんな活躍をするのだろうか。これからの彼女の活躍が楽しみである。いとうまい子さん、卒業おめでとうございます!

参考リンク: いとうまい子公式ホームページ
取材協力: 株式会社マイカンパニー
Report: 佐藤英典

▼早稲田大学大隈記念講堂前には、大勢の卒業生が
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▼大隈重信像の前でゼミの記念撮影を待っていると、次から次へと一緒に写真を撮って欲しいとの声がかかる
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▼そのすべての人に「撮りましょ!」と笑顔で応えるいとうさん
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▼それにしても袴姿が良く似合う。他の卒業生(女子)に「カワイイ!」と言われるのも納得。天使すぎるっ!!
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