2004年からハワイで9年連続「ベストバーガー賞」に輝くお店をご存じだろうか? そのお店とはハワイのダイヤモンドヘッドに1998年に開店した「テディーズビガーバーガー」である。
・ハワイで9年連続受賞
実はそのお店が、東京・渋谷にもあることはあまり知られていない。9年もの間、ハワイアンを魅了し続けるハンバーガーショップなのだから、きっとおいしい逸品を提供してくれるに違いない! ということで、渋谷のお店に行ってみた。ハワイの味を忠実に再現しているというのだが、そのお味はいかに!?
・日本のお店は明治通り沿いにある
お店は原宿ラフォーレのある交差点を、明治通り沿いに渋谷方面に向かったところにある。2階にあるため、思わず通りすぎてしまいそうになるのだが、赤と黄色の派手な店舗ロゴが目印になるだろう。
・オーダーはお任せの方がいい
記者(私)が店に入ると、かなり元気なお兄さんがメニューの説明をしてくれた。何も知らないとちょっとオーダーをするのが難しい。なぜなら、カスタマイズが自由にできるので、初めて行くと戸惑うに違いないからだ。したがって、食べられる量と味の好みを伝えてお任せした方が良いだろう。
・アメリカンサイズのパティ
ハンバーガーのパティのサイズは、Big ・Bigger ・Biggest の3種類ある。その名前の通りにサイズはアメリカンサイズだ。Big が140グラム、Bigger が200グラム、そして Biggest が225グラム。フランチャイズのハンバーガーチェーンに比べるとはるかに大きい。さらにこれをダブルで注文することも可能である。
・迫力のハンバーガー
記者は何をどう頼んで良いのかわからなかったので、お任せでお願いした。できるだけボリュームが多い方がいいと、言い添えて。すると、日本店オリジナルのスペシャルバーガー「C.C.ライダー」を Biggest サイズのダブルですすめてくれた。一体どんな代物が出てくるかと思っていると、出来上がったものを見てビックリだ。最上級サイズのパティが2枚入った、チーズがとろける迫力のハンバーガーが出てきた。
・旨みが凝縮! 噛むと肉汁がジュワッ
このメニューの「C」はチーズをあらわす。チェダーチーズとナチュラルチーズを使い、甘辛ソースで味付けした一品だ。バーガーサイズの大きさに驚いたのだが、食べてみてさらにビックリ。ウマイッ! パティは旨みが凝縮されており、噛むごとに肉汁がジュワッとあふれ出してくる。そこにコクのあるチーズが絡んで、ウマさとコクで口のなかが飽和状態だ。
・パンもウマイ!
さらにうれしいのは、バンズ(パン)もおいしいこと。ふんわりとしていて、小麦粉の香ばしさが食欲をそそる。そしてほのかな甘さがパティの旨みを引き立てている。ハワイの本場の味を再現しているというのも、うなずける。きっと現地とは食材や環境が大きく異なるはずである。しかしそれをものともせず、努力と創意でこの味を作り出していることに感服する次第だ。
・手際の良い調理
何より有難いのは、「これから(パティを)焼きますので6分ほど時間がかかります」と言われたのに、6分と経たずに出来上がることだ。肉厚なパティを焼くのに、時間がかかるのことは想像できる。だが、それよりも早く出来上がる。手際良く調理していることが、理解できるのである。
日本ではここだけでしか味わえないのが、残念だ。願わくばもう少し店舗が増えてくれると良いのだが。とにかく渋谷・原宿エリアに行くのであれば、ここのハンバーガーを食べた方が良いだろう。
Report:やや津田さん(佐藤)