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2013年1月7日にアメリカの政治家らと共にGoogle会長のエリック・シュミット氏が北朝鮮を訪問した。目的はあくまで「個人的な観光」とのことだったが、影響力のある人物の電撃訪問は世界から注目を浴びている。

訪問を終え、彼らの滞在中の様子は少しずつ発表されている。そのなかで、ひとつ驚くべき事実が明らかになったそうだ。なんと、北朝鮮の前最高指導者・金正日(キム・ジョンイル)氏のお気に入りのパソコンは「MacBook Pro」だったというのだ!。 しかも15インチである

この衝撃事実を明かしたのは、シュミット会長に同行した娘のソフィー・シュミットさんだ。彼らは北朝鮮の滞在中に2011年に死去したジョンイル氏の霊廟を見学する機会があったそうだ。この廟は元々執務室として使われていたものだ。

室内にはジョンイル氏の遺体と共にわざわざ運んできた専用列車、ボート、シークレットブーツなど……故人が愛したものが展示されている。その中に「MacBook Pro」があったのだ! しかも15インチ!! ソフィーさんの愛機とほぼ同じモデル。これには彼女も相当興奮したという。

このニュースにネットユーザーからは

「ええーっ」
「マジで」
「MacBook Pro:ジョンイルの選択」
「“世界を変えたい”という点でジョブズと同じかもな」
「市民がMacBook Proの存在を知っているかも怪しいのに」

などと驚きの声が上がっている。

それにしてもなぜ、MacBook Proなのだろうか。確かに高スペックで人気の機種。しかし北朝鮮もパソコンを開発しているはずだ。それを使わずしてなぜMacBook Proなのか。また、ジョンイル氏はMacBook Proに北朝鮮の独自OS「“Red Star” Linux」をインストールしていたのか。非常に気になるところである。

(文=沢井メグ
参照元: 煎蛋(中国語)