【激辛グルメ道】激辛が好きな者! 毎日のごとく激辛料理を食べるべし! 当編集部でイチバンの激辛男・佐藤記者が、世界中の激辛料理を食べて「辛さ」をレビューする『激辛グルメ道』のコーナー。

今回、私(佐藤記者)がうかがったのは東京・高円寺にあるハンバーグ・洋食の『デビルズキッチン』だ。テレビ取材を受けたこともある、激辛ハンバーグが有名な店で、芸能人も泣くほど辛いハンバーグが食べられるというのだが、その実力はどれほどのものなのだろうか? 実際に食べてみたぞ!

お店の売りはその名も「デビルズハンバーグ」。名前だけで十分に辛そうなのだが、メニューを見ると、このハンバーグは激辛メニューのなかでも最弱。これを上回るメニューとして、ハバネロたっぷりの超激辛「デビルズリベンジハンバーグ」と、タバスコの166倍辛いブート・ジョロキアを使った「サドンデスハンバーグ」がある。

食べるなら最高の激辛っしょ! ということでサドンデスに挑戦することにした。念のため店員さんにどれほどのものか聞くと、「ホンットに辛いですッ!」と説明してくれた。これは挑戦する甲斐がありそうだ。迷わずオーダー、かかって来いやぁ~ッ!!

しばらくすると、アツアツの鉄板に乗ったハンバーグが登場。表面の色は真っ赤、香辛料が散りばめられている様子がよくわかる。大変おいしそうなのだが、赤いソースがなんともオゾマシイ。口に入れた瞬間に悶絶するのではないかと、少し恐ろしくも感じる。……その辛さはいかほどか!?

大きめにハンバーグを切り、思い切って口に放り込んだところ、ピリリとした刺激が一瞬にして脳天に駆け上った! 「辛ッ」、そのあとを追いかけるように、肉汁が口のなかに広がり「ウマッ」となった。正直、激辛ハンバーグを食べるのは初めてのことだったが、カレーやラーメンのように水分を多く含んでいない。したがって、飲み込んでしまえば、ある程度辛さから解放される。つまり耐えられないほどの辛さではなかった。

とはいえ、さすがにタバスコの166倍の辛さ。一口、また一口と食べるたびに、頭の先から抜けるような辛味を感じる。あまり辛いものが得意ではないという方は、まずはデビルズハンバーグから挑戦した方が良いだろう。ちなみに、サドンデスハンバーグはハンバーグ本体よりも、付け合せのモヤシの方が辛かった。ソースの辛味がモヤシに移ってしまったようだ。

それらを踏まえて今回の評価は以下の通り。激辛グルメファンはチャレンジしてみて欲しい。

・激辛男 佐藤記者の評価
激辛度: ★★
ウマミ: ★★★
コスパ: ★★★

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 デビルズキッチン
住所 東京都杉並区高円寺南3-58-29 PAL商店街
時間 11:30~23:00
休日 無休

取材、写真:佐藤英典