2018年2月1日夕方から翌2日にかけて関東地方では雪が降り、一部高速道路では一時通行止めになるなど、交通機関にも影響が出ている。この寒さはこの先も続く見込みで、暦の上では「立春」を迎えても春はまだ遠そうだ……。

こう寒いと、温かいものでも食べないとやってられない! ということで、オススメしたいのが、東京・品川にある「路地裏」の激辛牛すじ煮込定食(800円)だ。寒ければ寒いほどウマいと感じる、アツアツメニューである。

・まさに路地裏

お店はJR品川駅港南口を出て徒歩2分のところ。駅前の広場を抜けて、雑居ビルが立ち並ぶ界隈のド真ん中とでも言おうか。名前の通り路地裏にある。建物と建物の間の細い道を通っていくと見えてくる。赤いちょうちんが目印だ。

昼時は近隣に勤めるサラリーマンやOLの利用が多く、時間によっては店前で並ぶことになる。昼・夜営業ともに人気メニューは激辛牛すじ煮込みである。

・秒速で出てきた!

訪問した日はとても寒く、石焼牛すじ丼定食(750円)を食べたい誘惑にかられたが、路地裏初心者の私(佐藤)は、初心者らしく人気メニューを注文した。

どんなお店でも、定食の場合はまずご飯とスープが出てくる。ところが、ここはいきなりメインの牛すじ煮込が出てくる! それも「秒速」といえるくらいのスピードで。アツアツに温めた煮込みを器に盛るだけだから早いのは理解できるのだが、その早さが尋常ではない!

・すじ肉デカいッ

定食にはご飯とわかめスープ、漬物、サラダがついている。いたって一般的な定食の内容なのだが、牛すじ煮込みはヨソと違う。「激辛」というだけあって、見た目は真っ赤! 唐辛子の赤さが際立つ。

そしてすじ肉がデカい! これはかなり食い応えがありそうだッ!!

実際に食べてみると、激辛! ……かと思ったら、それほど辛くはない。唐辛子の辛さが最初にピリリと来るだけで、あとを引かない。すじ肉はプリプリで噛めば噛むほど旨味が口に広がる。何より、身体があったまる!

そして一緒に入った大根が肉の旨味と出汁の辛味を吸って、美味しく仕上がっている。すじ肉をご飯に乗せれば、即席の「すじ煮込丼」としても楽しめるぞ。


・寒さを乗り切ろう

寒い日が続くと気が滅入ってしまうけど、温かいものを美味しく食べることができる機会として、楽しんでみてはいかがだろうか。寒さに負けるな! 春はまだ先だけど、風邪ひかないようになッ!!

・今回訪問した店舗の情報

店名 路地裏
住所 東京都港区港南2-2-4
営業時間 11:00~14:00 / 17:00~24:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

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