いつでもどこでも机に向かって勉強できる! それを可能にするのが子ども用の学習かばん、その名も「テディバッグ(Teddy Bag)」である。

カラフルな箱状のテディバッグを背負った子どもたちは、学校に着いたらまずは着席。かばんの中から荷物と「天板」を取り出して、かばんの上部に取り付けたら……ハイ、学習机の出来上がり!というわけだ。必要のない荷物はかばんの中に収入することも可能である。

すべてのパーツが段ボールで作られているという、実にエコなこのかばん。軽量でありながら、安全性と耐久性にも優れている。気になる価格は……まだ未定。

というのも実はコレ、デンマークのNPO団体であるインデックスとユニセフの協力のもとで年に一度開催されるデザインコンテストに出展され、最終選考まで残った作品なのだ。デザインしたのはフランス人デザイナーのフランソワ氏とアン氏。学校教育のための設備が整わない国々でも子供たちが勉強できるようにとの想いから考案したのだという。

もし商品化されれるとしたら、比較的安く、簡単に大量生産することが可能とのこと。まさに子供にも大人にも嬉しい、一石二鳥のアイデアである。

screenshot:yankodesign.com




■参考リンク
YANKO DESIGN(英文)