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テレビやネットなどで盛んに流れる美しい空撮動画。それらのほとんどの映像はドローンで撮影されたものだと言っていい。それほどドローンの性能は急速に進化しているのだ。

それはさておき、空撮用のドローンが珍しくなくなった今、次はロボットアームの付いたドローンが当たり前になるかもしれない。なぜなら、先日発表された世界初のロボットアーム付ドローンがあまりにも高性能だからだ。

・名古屋市に本社を構える「株式会社プロドローン」社の製品

動画を再生すると映し出されるのは、ブラックとオレンジのカラーが印象的な6つのプロペラをもつドローンだ。そして機体の下のほうを見ると……ロボットアームが付いているではないか!

このドローン、名古屋市に本社を構える「株式会社プロドローン」社の『PD6B-AW-ARM』という製品で、ロボットアームを搭載することによって物を掴んで運ぶなどの「直接的作業」が実現するのだという。

・ロボットアームの最大耐荷重はなんと10kg

注目すべきはそのスペックだ。ロボットアームの最大耐荷重は、なんと10kg! 実際に動画では、水の入ったタンクや椅子、人命救助用の浮き輪など、大きくて重い荷物を運んでいる様子を見ることが出来る。

・足の長い鳥のようにロボットアームで塀につかまって停止

その他、まるで足の長い鳥のようにロボットアームを機体の真下に伸ばし、塀につかまってプロペラを停止することシーンなども映像に収められており、とにかく色々な使い方が期待出来そうなドローンだ。

発売時期や価格は現在のところ不明だが、耐久性や操作性にこだわった産業用の大型ドローンということで、一般的な空撮用ドローンに比べて高価なものになることが予想される。いずれにせよ、このような画期的な製品が日本のメーカーから発表されるのは誇らしいことだ。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

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