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競技かるたにかける青春を描いたマンガ『ちはやふる』。爽やかな世界観で描かれる葛藤と成長の物語は、すべての人にとって共感できる一コマのある名作である

マンガのヒットからアニメ化され、2016年3月19日には実写映画公開と勢いに乗るこの作品。アニメからハマった私(中澤)が『ちはやふる』を見た際にありがちなこと・感じがちなことを「あるある」という形でお届けしたい。題して、「ちはやふるにありがちなこと30連発」だ。

【『ちはやふる』にありがちなこと連発】

1. 「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)もきかず 龍田川(たつたがは) からくれなゐに 水くくるとは」の歌を聞くだけで鳥肌が立つ
2. ただのプロローグかと思いきやガチで感動する小学校編
3. 特に新(綿谷新)の転校の日はヤヴァイ
4. 最初、太一(真島太一)が嫌いだったのに、気付いたら太一派になってる
5. しかし、新のことが嫌いなわけではなく、むしろ好き
6. 千早(綾瀬千早)がフラフラしすぎて太一がかわいそうになる
7. 新と千早のエンカウントのタイミングが神
8. 試合中の太一の思考内容が高度すぎて、ふんわりとしか意味がわからない
9. よく考えたら肉まんくん(西田優征)のスペックは高い
10. よく考えずとも太一のスペックは半端ない
11. 机くん(駒野勉)が頑張ると泣ける
12. 若宮詩暢(わかみや しのぶ)初登場時の清らかさ
13. 結婚するならかなちゃん(大江奏)がいい
14. 千早と新と太一の関係と同じくらい、机くんとかなちゃんと肉まんくんの関係も気になる
15. 机くんと太一の謎の連帯感
16. 千早が調子悪いと自分まで調子悪くなる
17. 肉まんくんが気合いを見せると熱くなる
18. かなちゃんは天使なのでいるだけで良い
19. 瑞沢かるた部に入りたくて仕方がない
20. 個性豊かなコミュニティーに憧れる
21. 千早たちの関係と自分の周りを比べてしまう
22. 自分には本当の友達がいないような気がする
23. 高校の時、なぜ かるた をやらなかったのか……。
24. 百人一首で自分の得意札を探す
25. 「ちはやふる~」レベルでガッチリ来るものがなくてヘコむ
26. もう一度ちはやふるを見る
27. 新たな発見がいっぱいある
28. 良い感じに忘れていて同じところで泣く
29. アニメに感動しすぎて、原作は「読んでみたい……」で終わる
30. ぶっちゃけ実写映画よりアニメ3期が早く来てほしい

──以上である。私がこれまでに見てきたアニメの中でも、原作力もあって作りも丁寧な『ちはやふる』はかなり上位にランクインされる。リアリティーのある世界観だから、きっと実写にも向いていることだろう。だがしかし! 最後は声を大にして言いたい。「2次元で動く千早にまた会いたい」と!!

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼実写映画も楽しみだ
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