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サッカーの試合において怪我はつきものだ。それがプロ同士の試合であれば当たりも強烈なため、大怪我につながることもしばしば。時には、ピッチ上で動けなくなってしまうことだってある。

そんな時はあらかじめ待機している救護班が担架を持って出動。迅速に治療をするものだが……あろうことか雑すぎる対応で負傷した選手を運ぶスタッフがギリシャにいた。一体、どのような対応をしていたのか。詳細は次の通りだ!

・ギリシャでの出来事

事件が起きたのは、2015年10月17日にギリシャで行われたラリサ vs エルゴテリス戦。0−1とアウェーのエルゴテリスがリードした状況で迎えた後半21分でのことである。エルゴテリスの選手がピッチに倒れこむと、すぐさま救護班が担架を持って駆けつけた。

大柄な男性スタッフ2人で運ぶため、安定して運んでくれそうな感じがする。……ところが! 真逆の結果になってしまうのが、この動画「Football very funny – injured player in Greece」である。

・選手の怪我を考えない雑すぎる対応

というのも、選手を担架に乗せてピッチ外に出そうとするも、その対応がメチャクチャ雑。途中で担架を落としたかと思えば、最後は放り投げるようにして運び出すではないか。もはや選手の怪我など、微塵も気にしていない様子が見て取れる。

・勝利がすべてではない

自身のチームが負けていることで、彼らは時間をかけないためよう急いでピッチの外に出したのだろうか。もしそうだとしたら、結果的に2−1でラリサが逆転勝利したものの、嬉しく思っていないファンもいるに違いない。

なぜならスポーツで感動を覚えるのは、フェアプレーの精神があるからこそ。対戦相手に敬意を払えないようなチームの対応では、喜べるものも喜べないはずだ。ラリサはチームの対応をもう一度見直すべきだろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼こ、これはヒドい……!