日本だとほとんど見られないが、海外のサッカーでは興奮したファンがピッチに乱入するのは珍しくない。気持ちは分かる……応援しているチームや選手の背中を押したいあまり、我慢できなくなるのはよく分かる……が、迷惑行為なので絶対にやってはいけない。

そんななか、海外でまたしても乱入事件が発生した。きっと非難が集中しているはず……と思うところだが、今回は不思議なことに許されている。なぜなのかというと、理由は1つ。乱入者がとにかく可愛すぎたのだ。

・ワンコが乱入

海外サイト「Mail Online」によると、乱入があったのは南米・アルゼンチンのフベントゥ・ウニダ vs ベルグラーノの試合(3部リーグ)でのこと。攻撃を防いだフベントゥ・ウニダのゴールキーパーがパントキックでボールを蹴りだそうとすると、あろうことかその場で相手選手に奪われてしまった。当然、すかさずシュートを撃たれ、ボールは無人のゴールへコロコロ……

と完全に失点の流れだったが、思わぬ展開になったのが今回の話だ。そう、ピッチ外からワンコが猛ダッシュで現れてゴールを死守。危機一髪で失点を防いでしまったのである! まさかの乱入&可愛すぎる珍客にネットは沸いて、動画の再生数も伸びている。

・今、南米で犬がアツい?

しかも、「TyC Sports」の公開した動画を見ると、失点シーンの前からワンコはゴールマウスに猛ダッシュ。予測していなければ間に合わなかったので、きっと何かを感じ取っていたのだろう。これぞ野生の勘!!

なお、守護神ワンコのビッグセーブもあってフベントゥ・ウニダは3−0で勝利しているとのこと。余談だが、先日ブラジルでもワンちゃんが乱入してPKをストップする珍事が発生している。今、南米でワンコセーブがブームになりつつある!?

参照元:FacebookMail Online(英語)
執筆:原田たかし