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結成から丸40年を経過し、41年目に突入したTHE ALFEE(ジ・アルフィー)。うちメンバー2人が60歳の還暦を迎えているが、2014年秋も全国22公演のライブツアーを精力的にこなしているというから恐れ入る。

「星空のディスタンス」などヒット曲は数曲思い浮かぶが、40年もの間バンド活動できるほどの人気の秘密は何なのか? そこで10月下旬に行われた国際フォーラムライブに集まったファンたちに、直接その魅力を聞いてきたぞ!

・女性ファンが多い

会場に到着しパッと見た感じでは、8割ほどが女性ファンである。40代以上と思われる人が大多数のようだ。ただ親子と思われるファンがいたり、20代・30代らしいファンも少なからずいた。

・ファン歴が長い

さっそく話を聞いてみると、とにかくみなさんファン歴が長い。ファン歴20年の人は「私なんてまだヒヨッこです」と話していた。30年以上の人もザラで、もはやアルフィーが生活の一部になっている人がとても多い印象だった。

・三人三様

アルフィーの魅力は「三人三様なところ」という人が圧倒的に多かった。性格も違えば、音楽性もバラバラ。ただそれがいいという。音楽性でいえば “ロック・フォーク・ブルース” 系に分かれるが、何か一つに絞るのではなく「全部やっちゃおうよ」的なスタンスらしい。結果的にそれが曲の多様性に繋がっているということだった。

・貴族的なお高いイメージだったが……

取材前は高見沢さんに代表されるように、どこか貴族的でお高い印象があったのだが、それは全くないらしい。むしろ逆で、「中身はかなり男」「天然っぷりがハンパない」「全員次男だから変わってる」という。特にライブ中のMCは「単なるコント」とのことだった。

・サプライズ演出がすごい

最も印象的だったのは、「ライブはサプライズだらけ」という話だった。楽曲を提供した関係から、アルフィーのライブに、ウルトラマン7人・ドラえもん・ふなっしーなどが登場したことがあるというのだ。さらには高見沢さん本人がセーラームーンに扮したことがあるらしい……。

・ゴールデンボンバーを思い出した

この話を聞いて、以前取材した『ゴールデンボンバー』を思い出した……。ライブ中に曲とは全く関係ないパフォーマンスが突然始まるのは、今まさに人気絶頂のゴールデンボンバーのようではないか! それを遥か前からやっていたとは、アルフィー恐るべしである!!

・40年間サービス精神を持ち続けるバンド

話を聞いてみて、「三人の個性が織りなす音楽性」や「人間としての魅力」はもちろんファンを惹きつけているが、「お客さんに楽しんでもらおうというサービス精神」が芯にあるバンドがアルフィーなのだと感じた。しかもそれを40年継続しているというから素晴らしい。

余談だが「アルフィーは “こけら落としバンド” なんだよ」と教えてくれたファンがいた。調べてみると、東京ドーム・パシフィコ横浜・国際フォーラムはアルフィーがこけら落としを務めている。本人たちが狙ったわけではなく、40年の歴史にいつの間にかついてきたものなのだろう。バンド活動50年目へ向かう、アルフィーに期待したい。

参考リンク:アルフィー オフィシャルサイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼ウィッグを付けることもあるらしいぞ!
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▼比較的若い女性ファン2人!
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▼ファン歴30年以上のお二人!
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▼インターナショナルな雰囲気をかもし出す団体さん!
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▼以前アルフィーのライブに登場したことがある、ふなっしーを身に着けたファン!
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▼若い男性ファン! かなりレアだった!!
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▼親子ファン! 微笑ましいです!!
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▼最初は恥ずかしがっていたが、みなさんで撮影させていただきました!
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▼協力してくれたみなさん、ありがとうございました!
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