全校集会に付きものなのが「歌」である。校歌だけでなく、モルダウ河を賛美する歌とか、空駆ける天馬の歌とか、これでもかと言うほど大地を崇める歌とか、そのへんの歌を歌わされた記憶がある人は多いことだろう。
今回は、南太平洋に浮かぶ島国、サモアの全校集会(朝礼)を取り上げたい。その学校では日本の学校と同様に、全校集会で “合唱の時間” があるようなのだが……何じゃこりゃ!? 日本と全然違う! ……メチャクチャ迫力があるのだ。YouTube の動画「Song time at Maluafou College, Apia, Samoa」で視聴できる。
・サモアの学校
話題の学校は、サモアの首都、アピアにあるマルアフー・カレッジ。この学校では毎朝、生徒全員が集まる朝礼があり、その際に全員で歌を歌う時間があるそうだ。その歌がどんなものかと、実際に動画を見てみると……朝礼とは思えないほどにソウルフルな歌声が響きまくっているぞ!!
・立ち上がる1人の生徒に注目
まず生徒の1人が立ち上がり、手拍子をしながら、全体を指揮する。彼の指揮に合わせて、他の生徒が手拍子などでリズムを取りながら歌い出す。生徒全員による歌もさることながら、注目すべきはこの生徒だ。というのもこの生徒、指揮に熱が入り過ぎて、まるでダンスでも踊っているかのようなのだ。
・ネットの声
動画は元々、自転車による健康を促進するニュージーランドの団体「USO Bike Ride」が同校を訪れた時に撮影し、Facebook に投稿したもの。その映像が評判を呼び、現在ではYouTubeでも確認できるようになっている。
実際に動画を見た人は、「鳥肌が立った」「今まで見たものの中でこれは最高。何度も見ているよ」などとYouTube のコメント欄やFacebook などにコメントを残しており、多くの人に強い印象を残しているようだ。
それにしても何て楽しそうな合唱なのだろうか! 誰1人として「歌わされている感」がないのだ。私(記者)はこんな合唱をしているサモアの生徒たちが羨ましい……そして「音楽は本来こうあるべきだ!」と思わずにはいられない。
参照元:Facebook、YouTube、God Fruits(英語)
執筆:和才雄一郎
▼こちらが元々投稿された動画
▼現在はYouTubeでも確認できる