まだまだ勢いが衰えない映画『ボヘミアン・ラプソディ』。2018年公開作品興行収入ランキング第1位になっただけではなく、現在も伸び続けているというから「社会現象」と言って良いかもしれない。

本作のタイトルはQueenの曲名。映画でも描かれる通り、ロックとオペラが交差する曲で「20世紀最高の曲」との呼び声も高い名曲だ。そんな『ボヘミアン・ラプソディ』を100人で合唱する動画が凄い。鳥肌が止まらねェェェエエエ

・デンマークの音楽学校

Queenをバンドでコピーする時に生演奏が難しいことでも知られるこの曲。関門はやはり声が重なりまくるオペラパートで、基本のロックバンドのセットではあの壮大さは出せない。なんならQueenもライブでは音源を使用しているくらいだ。

しかし、100人いたら再現できるかもしれない。そんな合唱動画をSNSなどに投稿しているのは、デンマークの音楽学校『Ollerup Efterskole Sang og Musik』である。

・音楽を楽しむ雰囲気に鳥肌

114人の生徒が在籍しているというこの学校。生徒たちで『ボヘミアン・ラプソディ』を歌う動画が現在話題になっている。動画を見てみると、まるで声の壁

多重に重なり合う男女の歌が圧倒的な圧力で迫ってくる。オペラパートはもちろん、メロディーの美しい前半部分も心地いい。そして、曲の後半部分、ハードロックパートでは……

みんな一斉にヘッドバッキング! 何コレ混ざりてェェェエエエ!!

なお、本動画は2017年の学校の祭り「GAMMEL ELEVFEST」の最後に行われたもののようで、FacebookやYouTubeのアカウントでは、2016年のものや2018年のものもアップされていた。どうやら、『ボヘミアン・ラプソディ』が恒例となっているようである。

何よりも音楽を楽しんでいることが伝わってくるこの合唱動画。Queenファンの1人として、音楽を愛する者として鳥肌が止まらなかった。音楽って本当に良いもんですね。

参照元:YouTube
執筆:中澤星児

▼2017年の学生たちによる『ボヘミアン・ラプソディ』合唱

▼2016年

▼2018年