SMAP(スマップ)が2年ぶりとなる全国5大ドームツアーを開始した。初日の東京ドームでは5万5000人を集め、来年2015年1月のナゴヤドーム公演まで、延べ100万人以上を動員するという。
SMAP……。彼らのヒット曲はもちろん知っているし、テレビで見かけない日はない。だが、平均年齢40歳にもなるアイドルグループが、それだけの人気を集める秘密は何なのか? そこで2014年9月初旬に行われた東京ドーム公演開始前のファンに、直接その魅力を聞いてきたぞ!
・ファンの年齢層は高い
会場に到着してまず感じたのは、ファンの平均年齢の高さである。先述したように彼らの平均年齢が40歳なので当然と言えば当然かもしれないが、30代、40代、50代と見られるファンが圧倒的に多かった。もちろん、10代、20代とおぼしきファンも多くいたぞ。
・「SMAPはジャニーズっぽくない」
さっそく話を聞いてみると、いきなり気になるキーワードが飛び出した。「SMAPはジャニーズっぽくない」というのだ。私(筆者)を含め、ファンでない人は『SMAP=ジャニーズ』あり、『ジャニーズ=SMAP』だと思っている人が多いはずだ。これはどういうことなのか?
・ジャニーズを超越した存在
掘り下げて聞いていくと、ファンが言うには「嵐」も「TOKIO」も「V6」も、『ジャニーズ』という看板が必要であるものの、SMAPには、もはやそれが必要ないという。ジャニーズを超越した存在、それがSMAPであるというのだ。話を聞いた人の中では「ジャニーズじゃなくSMAPだけが好き!」という人が圧倒的に多かった。
・1人1人に個性がある
「各々に強い個性がある」という意見も多く聞かれた。アイドル・歌手・役者・タレント業など、それぞれが一流であり、メンバー同士がつるまずに1人でも光り輝くというのだ。「ファンじゃなくても、誰がどんなキャラか知ってるでしょ?」と言われたときは、思わず頷いてしまった。
・5人集まるとやばい
だからこそ、5人集まったときの爆発力は圧倒的だそうだ。1人1人でも十分に魅力あるメンバーが、ライブなどで5人揃うとき、ファンにとっては、盆と正月とクリスマスと誕生日とバレンタインが一度にやってくるような、まさにお祭り騒ぎ、狂喜乱舞状態になるという。
・SMAPはプロフェッショナル
さらにファンは「メンバー同士が無駄に仲良くないのがいい」という。これは以前取材した『嵐』とは正反対の意見である。仲が良くないといっても、ファンはメンバー同士の信頼を感じているようで、プライベートはともかく、ステージ上では全員がSMAPになりきる、プロフェッショナルな姿勢に惹かれているようだった。
・いつまで「アイドルとしてのSMAP」でいられるのか?
今回話を聞かせてくれたファンの多くは、「好きになってからずっとSMAP一筋」だという。ファン歴20年以上もザラであった。日本においてアイドルの最高峰はSMAPであるという意見に異論がある人は少ないはずだ。彼らはいつまで「アイドルとしてのSMAP」でい続けられるのか? 今後の活躍を見守りたい。
参考リンク:SMAP オフィシャルサイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼昔のSMAPのような格好のファン!
▼今日もいたぞ、花の冠!
▼うちわはもちろんお手製だ!
▼暑くはなかったが、露出高め!
▼SMAP仕様のサングラスをしているファンも多かった!
▼ペンギンからの……
▼ジェイソン! なんでもアリだ!
▼右の彼女は強烈なツヨシ推しだった!
▼ずっとSMAPが好きだという2人!
▼サッカー&巨人のユニフォームの人も結構いた!
▼おそろいの格好の2人!
▼両サイドの2人は手作りTシャツだ!
▼こちらも手作りTシャツ軍団! 40代以上のファンに話は聞いたものの、なかなか写真は撮らせてもらえず……。協力してくれたみなさん、ありがとうございました!