2012年4月の放映開始から、低視聴率だったオダギリジョーさん主演のドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)が、打ち切りになることが判明。日本経済新聞が報じたことにより明らかになった。

このドラマの最新第4話の視聴率はわずか3.1パーセントと低く、全4話分の平均視聴率は4.2パーセント。この数字は、過去に放映された連続ドラマの平均視聴率最低記録を更新するものだ。しかもたった4話でその記録を塗り替えてしまったことになる。

ドラマ打ち切りを報じた日経新聞には「第4話では3.1%(関東地区)と、ゴールデンタイム(午後7~10時)としては異例の低さだった」(日経新聞より引用)と、かなり手厳しいコメントが添えられている。

どうやら視聴率がふるわないことを重くみたフジテレビは、6月3日の第8話で放映終了を決定したようだ。通常連続ドラマは3カ月(1クール)周期で放映されている。この間に10~12話設けられているのだが、同作は4月15日の第1話から2カ月、計8話で終了することとなった。

以前の記事でもお伝えしたのだが、同作は放映開始前から、ドラマの設定がTBSの過去番組に酷似しており、一部内容を変更する事態となっている。さすがに局もこれ以上の視聴率挽回を見込めないと判断したようだ。それにしても、この情報を日経新聞が報じるとは……。とにかく残り4話で『家族のうた』は終わる。

Illustration:Rocketnews24
参照元:日本経済新聞