逮捕やテロなど暗いニュースが続くここ数日。久々に朗報らしい朗報をお伝えできることを嬉しく思う。個人的には「マジで待ってた……!」と叫びたくなるような、超朗報である。

日本経済新聞が伝えたところによると、なんと国土交通省がタクシー運賃のルールを見直し、乗車前に運賃が分かるサービスを全国で解禁するというのだ。マジかよ! それってつまり、上がり続けるメーターの恐怖から解放されるってこと!? やったァァァァアアア!

・メーターの恐怖

タクシーに乗った時のことを思い返してみてほしい。運転手さんに行き先を告げて車は発進。周りの景色を眺めながらも、あなたの意識は車内の1カ所に集中しているはずだ。そう、メーターである。進めば進むほど上がる料金に、内心ビビっていたりして……。

私(あひるねこ)は普段あまりタクシーに乗らないため、特に深夜に乗った時などは、尋常ではないペースで上がっていくメーターに心臓が止まりかけることもしばしば。止まるのはメーターだけにしてくれと、何度神に祈ったか分からない。

・ルール見直しへ

そういった運賃が分からないことに対する乗客の不安の解消、そして利便性を高める狙いが今回のサービス解禁にはあるようだ。日経新聞によると、4月をめどに道路運送法上のルールが改正されるとのこと。これにより、事前に運賃を提示したり確定したりすることが可能になる。

・スマホで確認

では、どのような形で事前に運賃が分かるのだろうか? そのカギを握っているのがスマホである。FNNによれば、配車アプリに乗車地と目的地を入力するとその間の運賃が画面に表示されるのだという。つまり利用者は、タクシーに乗る前に支払う金額を知ることができるわけだ。

これでもうメーターに怯える必要はない。我々は恐怖から解放されるのだ! あの支配からの卒業!! ただし、タクシー会社の準備などが要るので、実際のサービス開始は4月以降になるとのこと。心臓が止まる可能性もゼロではないので、それまで各自注意していただきたい。

参照元:日本経済新聞FNN.jpプライムオンライン
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.