強い台風15号の影響により、九州から西日本にかけて大雨となっており、愛知県内では河川の氾濫の危険から120万人以上に避難指示や避難勧告が出ている。21日には東日本にも接近し上陸するおそれもあるとのことから、明日にかけても注意が必要だ。

そんななか、読売新聞によれば、20日13時ごろ、岐阜県の小学4年生が側溝に転落したという。この児童が通っていた小学校では、大雨の影響から、全校児童を一斉下校させていた。一方、教諭らは児童が通う通学路のチェックに向かっていたというが……現在も児童の捜索が続けられているようだ。

このニュースは既にネット上でも大きな広がりをみせており、ネットユーザーからは以下のようなコメントが投稿されている。
 
「学校って避難所じゃないの?落ち着くまで待機させとけば・・・」
「親が迎えに行くもんじゃないのか?」
「これは責任問題になる」
「警報出てから下校させてどうすんだよ」
「なんで下校させるのか意味不明」
「学校はそこまで面倒見ないといけないもんなのかな? 」
 
など、特に学校側の対応に問題があると指摘するユーザーが多い。

実際に、さきの東日本大震災の教訓から、災害時は避難場所である『学校』で待機させるケースが増えているのが現状で、埼玉県では、震度5弱以上の揺れを観測した時には、小学生は保護者が引き取りに来るまで学校内に留めておくといったマニュアルに改定していた。

今回の大震災では、子供だけではなく保護者である大人も帰宅難民になった状況もあり、今後は災害時の子供の安全確保にさらなる議論を呼びそうだ。

参照:yomiuri.co.jp