「コミックマーケット81」の記事まとめ
以前、ザンギエフの写真を複数掲載した「ザンギエフ写真集」をお伝えした。これはザンギエフがいかにザンギエフであるかを、心行くまで味わって頂くために、ザンギエフにこだわったザンギエフ写真の数々だったのだが、ここ日本でも、海外のザンギエフに負けていない、筋金入りのザンギエフがいると判明した。
どうか2011年の締めくくりに、ザンギエフの勇姿を目に焼きつけて頂きたい。きっとこの写真を見れば、ザンギエフのように屈強な心持ちで2012年を迎えられるはずである。
現在開催中のコミックマーケット81(以下:コミケ)。開催2日目となった2011年12月30日、会場の東京ビッグサイトには初日を上回るほど多くの人が訪れていたようだ。年末のお休みに入っているせいか、初日にお目当ての品を購入できなかったという人が大勢詰めかけ、ブースによっては200~300人の長蛇の列を作っていたのである。
また、コスプレイヤーも前日よりも多く参加していたようで、東側の第1コスプレ広場はすし詰め状態。人の熱気で寒さを感じないほどだったのである。そんななか、カメラマンたちの熱視線を浴びていたコスプレイヤーがいる。その人物とは、なんと12歳の少女レイヤーだ。
驚くべきことに彼女のポージングは完ぺきで、今回が初めてのコスプレ参加とは到底思えない。その微笑は「天使」といっても過言ではないだろう。
「こだわり」を磨き抜くと、素晴らしい輝きを放つものである。芸術や文学、音楽などあらゆる分野でいえることではないだろうか。コスプレでも同じことが言えると、現在開催中のコミックマーケット81で感じさせられた。実在しない漫画やアニメのキャラクターになりきるその情熱が、彼らのコスプレを驚くべき領域まで高めているのだ。
今回の参加者すべてをご紹介したいところなのだが、私(記者)が衝撃を受けたコスプレのいくつかをご紹介しよう。
現在開催中の世界最大規模の同人誌展示販売イベント「コミックマーケット81」。初日の来場者は15万人にも及び、前日から徹夜で来場を待ったという人も大勢いたようだ。
お目当ての商品を手に入れるために、この日のためにいろいろと準備をしていたという人もいるだろう。準備に余念がなかったのは、来場者だけではない。実はコスプレイヤーたちも、コミケに照準を合わせて衣装を作ったり、小道具をそろえたりと慌しい時間を過ごしていたはず。会期中1万5000人集まると言われているコスプレイヤーのなかから、ユニークなネタ系コスプレをまとめてみたぞ!