マクドナルドのビッグマックが単品で500円の時代。とどまることを知らない物価高騰の中でいくつもの移りゆく価格を眺めている今日この頃は、まさしく値上げのTomorrow never knowsだ。優しさだけじゃ生きられない。

優しさと言えば、2年前、唐揚げ弁当が税抜298円だった『ニハマル弁当』はどうしているんだろうか。当時でさえめちゃくちゃ踏ん張ってる状態だったんだけど、この2年で値上げのレースは一段ギアを上げただけに、今が気になるところ。そんなわけで行ってみた。

・ニハマル指数

JR新大久保駅からメインストリートの大久保通りを東に進むと、副都心線東新宿駅の手前くらいに佇んでいる『ニハマル弁当』。10年前は弁当全品税込290円だったが、2024年頃には最安税抜298円からになっていたことがロケットニュース24の記事により確認されている。これぞロケットニュース24的経済指標、ビッグマック指数ならぬニハマル指数だ。

・看板がなくなっている

2024年でも無理めなラインの安さだったけど、あれからインフレが進んだ世界線である今、ニハマル指数はどうなっているのか? 現地に行ってみると……

看板がなくなっている……! 最近、倒産のニュースも多い。さすがに無理だったのか? と思いきや、近づいてみると……


まだ弁当を売っている! っていうか……


まだ最安税抜298円(税込320円)でやってるッ!!

思わず拳を突き上げた。2年前踏ん張っていた『ニハマル弁当』は今もやっぱり踏ん張り続けていたのである。


・意外とウマイ

そこで298円弁当を2種類購入してみた。唐揚げ弁当だけじゃなく、ハンバーグ弁当にコロッケがついてるのも凄い。この弁当2つで税込640円というのも凄い。唐揚げ弁当1個で640円でもなんら不思議じゃない時代だけに。

しかも食べてみると、安さの分だけ質が低いという感じでもない。唐揚げもカリッとしているし、ハンバーグも普通の味である。ふにゃふにゃの唐揚げと冷凍くささ満開のハンバーグであっても文句は言えない値段なのに、くさみとかもなくしっかりした味なのだ。


・値段以上に感じるコスパの良さ

激ウマというわけではないが、税込320円という価格を考えると十分にウマイ。この価格でシンプルに安いというだけでなく、ちゃんとコスパの良さを感じさせてくれるのは大したものである。

っていうか、この2年を踏ん張り続けているのは伊達じゃない。優しさだけじゃ生きられない時代。『ニハマル弁当』は果てしない闇の向こうに手を伸ばしていたのであった。

・今回紹介した店舗の情報

店名 ニハマル弁当 新大久保店
住所 東京都新宿区大久保1-6-12
営業時間 24時間
定休日 無休

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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