だいたい夕方になると、取材と称してお酒を飲んでいる佐藤です。最近ちょい呑み需要を狙って、大手飲食店チェーンがちょい呑みメニューを提供しているよね。牛丼の吉野家を筆頭に、富士そばも2015年8月より店舗限定でスタート。
この流れに、なんと天丼専門店の「てんや」も合流したぞ! 東京駅丸の内北口店が10月15日の16時からちょい呑みを開始した!! 早速行ってみたところ、ビール片手に串天を1本から注文できることが判明。揚げたての天ぷらをツマミに酒を飲めるのは最高やんけ~!
・東京駅丸の内北口からすぐ
お店は、JR東京駅の丸の内北口を正面に見て左の方向に進んだ高架下。「味の散歩道」という飲食店街の一角にある。店の場所がイマイチよくわからなかったので、駅の案内所で聞いたところ、すぐにその場所がわかった。駅沿いを銀座方向に歩いて行くと発見できることだろう。
・なぜ夏オープンしなかった!
さて、このお店は通常の営業時間帯は他の店舗と同じように、天丼を提供している。16時から大人の時間に突入だ! 1本56~の串天を注文できる。そしてビールやハイボールなどのアルコールも注文できちゃうんだよ。つまり~! 串天片手に一杯ひっかけることができるんやないか~い!! うっひょーッ! てんやの揚げたて天ぷらでビール飲んだら最高に決まってる。なぜ夏に開店しなかった、というツッコミは置いておこう。
・てんやの刺身!?
実際に入店して、ちょい呑みにチャレンジしてみた。このお店、16時までは券売機で食券を買う形なのだが、この時間からはテーブルでオーダーすることになる。さ~て、ナニ食うか? まずは串天を3本、そしてビールだ。さらにメニューを見てみると……マ、マジかよ! 刺身がある!! まさかてんやで刺身を食う日が来るとは……。
・申し分ないツマミ
天ぷらは言うまでもなくサクサクである。食感の良さは、てんやの歴史が実証済みだ。天ぷらをちょいと天つゆに潜らせて、一口。サクリとした食感を堪能しながら、ビールを喉に流し込むと気分は最高~。美味~! 一方の刺身は、これがなかなか侮れない代物だった。特にイカがウマい! コリコリとした歯ごたえが堪んねえな~、チキショー!!
・ちょい高?
あえて一言いうなら、価格がちょいと高い。富士そばの場合、1つひとつのツマミが結構デカい。3品頼めばオナカいっぱいになりそうな勢いなんだけど、てんやは1本最安で56円(ブロッコリー・ピーマン)、高いもので195円(海老)。数本食ったところでオナカが満たされないので、ついつい頼んでしまう。その結果、1000円を軽く超えてしまう可能性も否めないんだな、これが。
生ビール・刺し盛り(3種)・海老串天・いか串天・クリームチーズ串天・つくね串天・鶏串天の計7点で1790円は、居酒屋クラスかな~。軽くひっかけるなら、1000円前後で済むと良いんだが……。ちょいとつまむのはいいけど、価格が「ちょいと」ではなくなってしまう場合もあるので、フトコロ事情と相談してお酒を楽しもう~。
・今回訪問した店舗の情報
店名 ちょい飲み てんや(天丼てんや 丸の内北口店)
住所 千代田区丸の内1‐7‐2 東京駅丸の内北口ガード下「味の散歩道」内
営業時間 平日7:00~23:00 土用11:00~21:00 日・祝11:00~16:00
(ちょい飲みメニューは16時から)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼ちょい飲み てんやのメニュー
▼とりあえず適当に頼んだら、結構豪勢になったぞ
▼意外にも刺身がイケる
▼左からクリームチーズ・海老・いか
▼ちょいと天つゆにつけて頂く
▼左が鶏の串天、右がつくねの串天
▼海老は衣のつきが悪かったのか、剥がれ落ちてしまった。まるで海老の脱皮……