正月明けの出勤日、会社の近くまで来た私はふとこう思った……「クソほどダルい」と──。

色々と言いたいことはあるが、ひとまず私は「無断欠勤」をブチかますことにしたのでご報告したい。

・ダルすぎMAX

毎年、福袋企画の関係で我々は元日から働いている。それは慣れたしイヤイヤでも無いので別にいいのだが、結果的に3日と4日の土日に休んでしまったことが良くなかったのかもしれない。

翌日、社会の動きに合わせて私もいつも通りに出勤。……が、会社の近くまで来て何となく足が止まった。そして思った……


クソほどダルいな」と──。


仕事は嫌いではないし、むしろ好き。ただ1度止まってしまったエンジンがかからないというか、何というか。これが世にいう “正月ボケ” というヤツなのだろうか?

・旅立ち

このまま事務所に行くことは物理的に可能。……が、気持ちがどうも乗ってこない。こんな状態で仕事をしても、大して面白くない記事が1つ増えるだけである。だとするならば……


行ってしまおう


誰も知らない世界へ──


無断欠勤という名の


ピリオドの向こうへ──


気が向くまま普段は絶対に乗らない電車に乗り込み、私なりの秘境の地を目指す。秘境と言ってもジャングルでなくて構わない。ただ行ったことが無い街で、見たことが無い景色が見たい。



・知らない街へ

あまり深く考えず降り立ったのは、都内の某駅。駅前はなかなか栄えており、ここでブラブラと時間を潰すのもいいだろう。というわけで、目に入ったコメダ珈琲に入店し……


デカいコーヒーを飲む。


そしてデカいパンを食べる。


腹も満ち、ここからはいよいよ俺のゴールデンタイム。神すら見落としたこの時間の支配者は俺──。さあ、ネットでも見ながらダラダラすっかな~!


30分後……。



あれ……意外と暇じゃね?


いつもならあっという間に過ぎてしまう時間も、なぜか想定よりも進みが遅い。ふむ? あまりにも贅沢な時間過ぎて、俺がそれだけ集中できているということだろうか?



・一方、会社は

というか、気付けば時刻は13時頃。そろそろ会社の連中が大騒ぎしているハズ。なにせ私は会社に何の連絡もせず「無断欠勤」しているのだから。

もしかしたら人気者のサンちゃんがいなくて会社は蜂の巣をつついたような騒ぎになっているかもしれない。まったく、あいつらと来たら(照)。仕方ない、会社のチャットをチェックしてみますかねぇ~?


こ、こいつら……



誰も俺に触れていやがらねえ……!!


年下のメンバーが言い出せないのはまだわかる。が、年長者の佐藤パイセンくらいは私を叱りつけてもいいのではないだろうか? てか、編集長のGO羽鳥はどうした! サボってないで少しは仕事しろ!!

ある意味で無断欠勤が上手くいっていることをどう捉えるべきか? よかろう、そっちがその気ならこちらも無断欠勤を継続するだけの話である。


さらに30分後……。


仕事でも……しようかな?


……いいや、ダメだ。ここで仕事したら無断欠勤の意味が無くなってしまう。つーか、無断欠勤も意外と大したことねえな! もっとワクワクというかロマンがあるもんだと思ってたぜ!! 思わせぶりかよ、無断欠勤!

そしてついに時計の針が動き出す。無断欠勤を開始しておよそ5時間後の14時39分、ついにあの男から連絡があったのである。


佐藤パイセン「サンジュン、どうした? 具合悪いか? 社内連絡に何も投稿してないみたいだけど」


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


声をかけてくれたのは我らが佐藤大パイセン。やっぱりそうだと思ってましたよ! 待っててくださいね、パイセン!! あなたの大好きな後輩がいま参ります! すぐさまダッシュで事務所に舞い戻り……


佐藤パイセンは世界一ィィイイイイイ!


まあ、なんとなくノリで無断欠勤してみたものの、無断欠勤自体は思いのほか楽しいものではなかった。もっと非日常というか、エクストリームな景色が見られると思ったんだけどなぁ……。


つまり今回の結論は↓


無断欠勤はリスクが高い割に意外と暇!


結果的に無断欠勤したらいつの間にかダルさも無くなっていたので、思いのほか無断欠勤はやる気を出す効果があるのかもしれない。とはいえブチギレられる会社も絶対にあると思うので、無断欠勤のご利用は計画的にな!

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.