福井県・滋賀県と隣接する岐阜県西北部の町、揖斐川町(いびかわちょう)。人口約2万人の小さな町が今、あまりよろしくない意味で注目を集めている。CBCテレビによれば、揖斐川町の男性職員が1年4カ月で245日遅刻したとして懲戒処分を受けたというのだ。

処分を受けた男性職員(27歳)は、勤務日の3 / 4にあたる245日遅刻し、欠勤時間は900時間にのぼるという。さらにクビにはならず、停職5カ月の懲戒処分で済んだことも一般的な価値観とかい離があるとして批判が殺到している。

・遅刻の理由

揖斐川町の聞き取りに対し男性は「体調不良で朝、起きられなかった」と話しているという。町長は「公務員としてあってはならないこと」などとコメントしているというが、5カ月の懲戒処分が妥当かどうかはかなりグレーなところだろう。

単純に考えれば男性職員は1日3時間半以上も遅刻していたことになり、仮に9時出勤だとした場合、12時半に職場に到着することになる。もし民間企業で同様のケースがあった場合、その社員が会社に籍を置き続けられるかは微妙だ。

この件に対し、ネット上では男性職員及び揖斐川町にも厳しい指摘が相次いでいる。以下でご覧いただきたい。

・ネットの声

「なんで解雇にならないのか不思議」
「平均3時間以上とか同僚がかわいそう」
「地元の有力者の息子なんじゃね?」
「指導してこれなのか? 雇ってた側にも問題があるのでは?」
「ここまで来ると病気なのかと思ってしまう。そうならちゃんと治療しましょう」
「民間企業なクビ。役所は甘すぎる」
「まさか停職中は給料でないよな?」
「本人も楽しくないと思うから、仕事が向いてないんじゃない?」
「公務員として、じゃなくて社会人として、人としてはあってはならないこと」
「今まで普通に給料もらってたとすると納得いかない!」

やはりと言うべきか、遅刻も245回となると役所側の責任を問う声も多いようだ。ただ、個人的には朝に弱い気持ちはわからなくもない。最近ではフレックス制の会社も多いから、本人のためにも転職をオススメする。この1件、あなたはどう思うだろうか?

参照元:CBCテレビ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼こちらはCBCテレビによるニュース。