
先日香川県を訪れた私(耕平)は、日本に1店舗しかない「はなまるうどん 肉店」や、島全体がアートな離島「直島(なおしま)」などを、いい感じに満喫して帰路すべく高松空港でフライト待ちをしていた。
お土産コーナーをブラブラと物色していたら、とある商品が目に留まった。それが『うどんグミ』という謎の食べ物だった。
グミで、うどん? 一体どういうことなんだ……と疑問符が頭に浮かんだが、値段は税込540円。お土産としては手頃な価格だ。周りを見渡すと、他の観光客もこの『うどんグミ』を手に取っていたので、つられて購入。
実際に食べてみたところ、「グミの概念」が覆されるような衝撃を受けたので、レポートしていきたいと思う。
・仕掛けが満載
高松空港のお土産店に、大量に箱積みされていた『うどんグミ』。
POPには「『うどんグミ』がTVで紹介されました」という文字が踊っている。どうやらキー局のニュース番組で取り上げられて話題になったらしい。
しかも、アニメ調のキャラクターが「このグミ、コシがあるわっ!」と叫んでいるポスターまで貼られていた。
自宅に戻り、さっそく『うどんグミ』を観察してみる。
パッケージ上部には「強コシ注意」という、聞き慣れないフレーズが記載されていた。
さらによく見ると「SUPER HARD コシがあります。ご注意ください。」という警告文。どんだけ硬ぇんだよ? と思いつつ、期待が高まる。
箱を開けると、中には新聞紙のようなもので包まれた袋が入っていた。
その新聞を開いてみると、中から『うどんグミ』10粒が姿を現す。
さらに、これは何だ? と思いながら新聞紙を広げてみると……なんと「讃岐グミ新聞」というオリジナルの新聞だった!
新聞には「『うどんグミ』誕生」という見出しや、うどんグミの「トリセツ」などが書かれている。オリジナリティあふれる商品への愛情とこだわりが伝わってくる演出だ。
・衝撃のハードグミ体験
それでは、いよいよ実食だ。
まずは単品でそのまま食べてみることにした。1本手に取って、口に運んでみる。果たして、どんな食感なのか……
何じゃこりゃ!
予想以上の硬さに驚いた。これは今まで食べたことがない食感だ。指で弾力を測ってみると、一般的なグミのプニプニとした柔らかさは一切ない。
噛んでみると、今までのグミでは感じたことのない食感……
「ゴリッ、ゴリッ」
こんな音が口の中で響くくらい、ハードな食感なのだ。「私はいったい、何を食べているんだろう……」と思いながら、パッケージに書かれていた「SUPER HARD」の意味が、ようやく理解できた。これは本当に、顎が疲れるレベルの硬さである。
味は、うどんというよりもヨーグルト風味に、すだちの爽やかな風味が加わったもの。甘すぎず、さっぱりとした味わいだ。ただ、この食感があまりにもインパクト大で、味よりも「硬さ」の方が印象に残る。
とくに印象的だったのは、その噛み応え。普通のグミとは違い、かなりしっかりとした食感が感じられる。これが讃岐うどんの「コシ」を再現しているというわけだ。確かに、本物のうどんには及ばないものの、グミとしては異次元のクオリティだと感じた。
・本物の讃岐うどんと徹底比較
ただ、これだけでは本当の実力は分からない。そこで、高松空港のお土産店で購入した本物の讃岐うどんと食べ比べてみることにした。
まずは本物の讃岐うどんの麺を箸で持ち上げて、一口すすってみる。
やはり、本場のうどんは違う。コシが強く、つるつるとした喉ごしは最高だ。噛めばモチモチとした食感とともに、小麦の風味が口いっぱいに広がる。
次に「うどんグミ」を口に運んでみる。果たして、本物にどこまで迫れているのか……
おっ!?
これは面白い。最初はハードな噛み応えだが、次第に讃岐うどん特有のコシのある食感に近づいていく。本物のうどんは噛むとモチモチとした柔らかさへと変化していくが、うどんグミはコシの強さによる食感がしばらく続く。
ふと、「讃岐グミ新聞」をよく見てみると、「冷やすともっと食感がすごくなる」と書かれていた。
これ以上硬くなるのか? と思いつつ、冷蔵庫に入れて冷やしてみることにした。
数時間後、冷やしたうどんグミを食べてみると……
あっ、さらにヘビーストロングになった。
常温でも十分硬かったのに、冷やすとさらにカチカチになる。噛むのに相当な力が必要で、顎の筋トレができそうなレベルだ。ただ、この硬さがクセになるというか、噛めば噛むほど味わいが出てくる感じがする。
──というわけで、「うどんグミ」は予想をはるかに超えるストロングな完成度だった。グミとしての枠を超えた、讃岐うどん愛が詰まった逸品。香川を訪れた際には、絶対に手に入れるべきお土産だと、心から思った次第だ。もし見かけたら、一度その食感を試してみる価値は絶対にある!
参考リンク:大庄屋オンラインショップ
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.
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▼「讃岐グミ新聞」のオリジナリティも必見だ!
耕平




















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