つい先日、10年来の友人より「羽鳥さんは、なんでも “やり過ぎる” んだよ」と言われた。わかってる。自覚はある。


そしてこれまたつい先日、なんとなく心のタガが外れてしまった。もうどうにでもなれ。自暴自棄。その結果、食い過ぎた。


栄養も何も考えない食生活は2日ほど続き、3日目に体重計に乗るとベスト体重64kgより約6kgも増加の69.7kgになっていた。


70kg目前……。常日頃から「増えた減った」と騒いでいる原田たかしよりも重い70kg。私は静かにダイエットを決意した。

とはいえ、なぜ70kg目前になっているのか、キックボクサーの端くれでもある私には、なんとなくの理由がわかっている。


食い過ぎたのは当然。だが、それらは、あるていど「便」で出る。それよりも体重増加の原因になっているのは、ずばり水分だ。


しょっぱいもの、甘いもの、いろんなものをストレス発散がてらバカ喰いしたせいで、簡単に言えば「むくんでいる」のである。


となるとやることは単純だ。「シンプルな食事」にして「量を減らして」、さらに運動などをして「水分を出す」だけ。


ということで、まずは昼ごろジョギングすることにした。普段よりも体重が6kgも重いので無理はせず、5kmをゆっくり走った。



その結果……


まずは2.25kg減。67.45kgまで戻った。

──しかし、それでもまだ重い。その後は普通に仕事して、夕食は……


たまごかけごはん(並盛り)のみ。


もともと “食い過ぎていた” ので腹が減っていないうえ、シンプルな食べ物を欲していたというのもあるが、これで十分。


そして夜まで仕事して、よ〜く寝てから(※寝ている最中にも体重は落ちる)、ゆっくり起床。んで、体重計に乗ると……


1.3kg減って66.15kgになっていた。



外を見ると、曇り空。昼前なのに太陽光も穏やかだったのでジョギング開始。そして秋めいた涼しい風を感じつつ……


今度は10kmをゆっくり走った。


目的はスピードではなく「汗を流すこと」なので急がなくて良い。途中休憩しても良いし、歩いても良い。とにかく汗を流す。(水分補給は忘れずに)


んで、その結果──


2.2kg減っての63.95kgに。


昨日は5km走って2.25kgだったのに、今日は10kmで2.2kgか……と少しイジけたりもしたが、足腰が鍛えられたので文句はない。

むくんでパンパンだった顔もスッキリだ。

・プロがやってること

余談だが、体重が増え過ぎている時のジョギングは「ドスンドスン」と体が重く感じてしまううえ、足腰にも負担がかかる。


あまりの重さに、はっきり言えば「ツラくて走りたくなくなる」。これは私も同じ。誰でも同じ。だが、あきめたら試合終了。


よって、ある程度、走りやすい体重になるまで、足腰に負担のかかりにくいエアロバイクで汗を流すことも有効かと思う。


私の親友のプロキックボクサーも、食べ過ぎた後はエアロバイクを2〜3時間ほど漕いで汗を流し、まずは「むくみ」を落としている。


ともあれ、私は「食べ過ぎ」によるダイエットを決意してから、1日だけで5.75kg落とすことに成功した。


もう光も風も秋になり、とても走りやすい気候なのでたぶん明日も走ると思うが、今度は「走り過ぎない」よう注意したい。


参考リンク:Amazon「タニタ 体組成計 スマホ連動 インナースキャンデュアル 日本製 RD-915-BK」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:タニタ「Health Planet」

▼体の変化はパッと見だとよくわからないかも。体感的には、足のむくみがスッキリと取れた感じがする。