ダイエットにおいて、最も重要なのは「その後の変化」ではないだろうか、と私は思う。たとえ減量に成功しても、「リバウンドした」なんて、あまりにもよく聞く話。“あるある” もいいところだ。

——ってことを、私は以前に公開したダイエット検証記事の中で書いた。あれから約2年。自分でもビビるような体重になってしまったので、注意喚起の意味を込めて紹介したい。

・2年前にダイエット成功

約2年前、私の体重は73.25kgであった。元々は76kgほどあったのだが、夜9時以降食べない生活を続けたことにより2カ月で3kg以上の減量に成功し、「ゆっくりではあるが着実に体重が減っている手ごたえ」を感じるまでになった。


しかし!


その後、私のダイエットは途切れ途切れになった。つまり、食事制限をしたと思ったらドカ食いをしたり、夜9時までに晩ご飯を食べた次の日には深夜の12時くらいに食べたり、運動を1日で止めてしまったりといった感じだ。その結果……


体重は83kgに!


2年前と比べたら……



10kg以上も太ってしまったのである。


なんたる皮肉。なんたる不甲斐なさ。せっかく減量に成功したのに、2年で台無しになってしまうとは……。「これはマズい」ということで、私は毎日駅のひと区間分歩くようにしたり、弁当箱を「OLかよ!」ってサイズのものに変えたりしたのだが……


80kgの壁はあまりにも高く、70kg台の世界になかなか戻れないのだ。なぜだ? 前はもっと簡単に痩せられたはず。あくまでも体感だが、明らかに体重が70kg台の頃より痩せにくくなっている気がするぞ。これは年齢のせいなのだろうか? それとも、運動量の問題? 原因がよく分からないし、一体どうしたらいいのかも分からない。

とにかく、私から言えるのは2つだけ。ダイエットは継続してやらないと意味がないということ。そして、「ゆっくりではあるが着実に体重が減っている手ごたえ」を感じていても、「ゆっくりではあるが着実に体重が増える結果」につながることもあるということだ。現場からは以上です。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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▼2年前の写真を比べたら、確実に太ってますわ